愛知県犬山市の小児歯科（2ページ目）

小児歯科について

小児歯科は、文字どおり乳幼児や学童期のお子さまを対象とした歯科の専門領域です。この時期は、まず乳歯が生えていき、これが抜け落ちると永久歯が生え揃っていきます。むし歯にもなりやすい時期なので、お子さまの成長に合わせた口腔ケアを実践し、なるべく初期の段階でむし歯を治療したり、歯並びをチェックしていくことが欠かせません。

小児歯科では、予防ケア、乳歯の管理、噛み合わせの確認などを重視して治療を進めます。このうち予防ケアでは、むし歯になりにくくするためのフッ素塗布を行います。定期的に歯科医院を受診し、歯と歯の隙間などにフッ素を塗ることにより、丈夫な歯が作られやすくなります。さらに、定期的に歯科検診を受け、むし歯をチェックするようにします。必要に応じてシーラント治療を行い、歯の溝を保護することもあります。

また、乳歯の治療と管理も重要です。乳歯のむし歯について、「いずれ大人の歯に生え変わるのだから、放置していても大丈夫だろう」と誤解されている方もいらっしゃるようですが、これは大きな間違いです。健全な永久歯が生えてくるためのスペースを確保し、乳歯から永久歯へとスムーズに移行させるには、乳歯の段階からの治療やケアが必要不可欠なのです。

愛知県犬山市について

愛知県の北部に位置し、尾張地方に含まれます。北や東は、岐阜県の多治見市や各務原市、南は小牧市、西は丹羽郡の大口町や扶桑町などと接しています。市内を通る鉄道は、名鉄のみですが三路線（小牧線、犬山線、広見線）が乗り入れています。犬山駅から名鉄名古屋駅までは、特急に乗車すれば26分程度で到着します。

同市は江戸時代には犬山城の城下町として栄えた歴史があります。観光スポットとして有名な犬山城は、現存する日本の城の中では、日本最古の木造天守であることから国宝にも指定されています。なお犬山城の天守閣から見られる景色は、多くの人々を魅了し続けています。このほかにも、博物館明治村、リトルワールド、日本モンキーパークなどの観光地も多くの人々で賑わいをみせています。

このほか、毎年4月に行われる犬山祭りは、針綱神社の祭礼として行われ、2日間の日程で山車の曳き回しなどが行われますが、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。また木曽川で行われる鵜飼を遊覧船に乗って見られるツアーも人気です。