福岡県築上郡吉富町の糖尿病外来対応の循環器科

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中山内科医院

診療科目

内科 循環器科

専門医資格・専門外来

糖尿病専門医栄養指導

住所

福岡県築上郡吉富町大字今吉1-1

最寄り駅

JR日豊本線 吉富駅

特色・検査設備・日帰り手術等

無料駐車場 健康診断 マイナンバーカード保険証

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循環器科について

生命の維持には血液の循環が欠かせませんが、その循環に係わるとされる心臓や血管(リンパ管)を総称して循環器と呼びます。これらの部位で起きた異常や病気について、診察・検査・治療を行う診療科になります。

循環器では、心臓から酸素や栄養を含んだ血液は血管(動脈)を通して、各器官へと運ばれます。また各器官から老廃物を含む血液が、血管(静脈)を介して心臓へと戻るといった働きをします。

当診療科でよくみられる症状は、胸痛、動悸、息切れ、身体のむくみ、めまい・湿疹、手足の冷えやしびれ、倦怠感、疲れやすいなどです。また取り扱う病気としては、高血圧症、不整脈、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)、不整脈、心臓弁膜症、心筋症、心不全、大動脈瘤、閉塞性動脈硬化症などです。

診断をつけるための検査として、心電図、超音波検査、CT、心臓カテーテル等を行います。治療に関しては、薬物療法をはじめ、心臓カテーテル治療、外科的手術などが検討されます。

糖尿病外来について

糖尿病の患者様や糖尿病予備群とされる方を対象とした外来になります。具体的には、検査や治療、生活指導等の管理などを行います。診断をつけるにあたっては、血液検査を行い、血糖値やHbA1cの数値を確認することで発症の有無が確認できます。治療については、まず日頃の生活習慣を見直し(食事療法、運動療法)、必要であれば薬物療法(経口血糖降下薬、体内で不足しているインスリンを注入するインスリン注射)も行われます。

そもそも糖尿病とは、慢性的に血糖値が高いままの状態となる病気です。血糖値とは血液中に含まれるブドウ糖(脳などのエネルギー源となる)の濃度のことです。ブドウ糖は細胞に取り込まれることでエネルギー源となるわけですが、その際に膵臓から分泌されるホルモンの一種であるインスリンが働く必要があります。このインスリンの分泌が不足、あるいは量が十分でも効きが悪いとなれば、エネルギー源として変換されずに血液中でダブつくようになります。これによって慢性的に血糖値は上昇したままとなり、糖尿病を発症するようになるのです。

発症の原因は、1型糖尿病、2型糖尿病などあるわけですが、大半の患者様は、日頃の不摂生な生活習慣の蓄積や糖尿病になりやすい体質等の組み合わせによって発症する2型糖尿病です。同タイプは、全糖尿病患者様の9割以上を占めます。

なお糖尿病の多くは、発症初期は自覚症状がありません。病状が進行すると、喉の異常な渇き、多飲・多尿、全身倦怠感、体重減少などが現れるようになります。それでも放置が続けば血管障害が起き、細小血管では糖尿病合併症(糖尿病網膜症、糖尿病腎症、糖尿病神経障害 等)、太い血管(動脈)では動脈硬化を促進させ、脳血管障害(脳梗塞 等)や虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)の発症リスクを高くさせます。

福岡県築上郡吉富町について

福岡県の中では最も東に位置し、県内では最小面積の自治体でもあります。北九州地域に含まれ、東は大分県中津市、西は豊前市、南は上毛町と接し、北は周防灘に面しています。同町は田辺三菱製薬の城下町として栄え、現在も同社の連結子会社の工場があります。

町内はJR日豊本線が通っていますが、駅が開業したのは1995年です。JR吉富駅から在来線のみの利用で、小倉駅までは約60分、大分駅までは約93分の乗車時間で到着します。また町内は、国道や高速道路は通っていないので、県道を利用しながら最寄りとなる東九州自動車道のインターチェンジ(豊前IC 等)などを利用します。

小さい町ながら見どころは満載で、八幡古表神社は神功皇后が祀られており、千年以上の歴史を持つとされる神社で、国指定重要有形民俗文化財にも指定されています。4年に1度開催される伝統行事の「細男舞・神相撲」は、木彫りの御神像(傀儡子:くぐつ)47体で、舞と相撲を奉納するというもので、これを目当てに県外からも多くの参拝客が訪れます。

また豊かな自然を満喫するスポットとして、天仲寺公園や鈴熊山公園などがあります。これらで四季の変化を堪能できます。

このほか漁業が盛んで、海苔や牡蠣(豊前海一粒かき)などが特産品として知られています。さらに農産物では、サツマイモの「紅はるか」が町の特産品になるよう、栽培に注力しています。