福岡県三潴郡大木町の胃カメラ(胃内視鏡)対応の循環器科

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酒井内科胃腸科医院

診療科目

内科 呼吸器科 消化器科 循環器科 小児科

専門医資格・専門外来

消化器病専門医 消化器内視鏡専門医胃内視鏡検査 超音波診断

住所

福岡県三潴郡大木町大字八町牟田268-1

最寄り駅

西日本鉄道大牟田線 八丁牟田駅

特色・検査設備・日帰り手術等

無料駐車場 健康診断 マイナンバーカード保険証

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循環器科について

生命の維持には血液の循環が欠かせませんが、その循環に係わるとされる心臓や血管(リンパ管)を総称して循環器と呼びます。これらの部位で起きた異常や病気について、診察・検査・治療を行う診療科になります。

循環器では、心臓から酸素や栄養を含んだ血液は血管(動脈)を通して、各器官へと運ばれます。また各器官から老廃物を含む血液が、血管(静脈)を介して心臓へと戻るといった働きをします。

当診療科でよくみられる症状は、胸痛、動悸、息切れ、身体のむくみ、めまい・湿疹、手足の冷えやしびれ、倦怠感、疲れやすいなどです。また取り扱う病気としては、高血圧症、不整脈、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)、不整脈、心臓弁膜症、心筋症、心不全、大動脈瘤、閉塞性動脈硬化症などです。

診断をつけるための検査として、心電図、超音波検査、CT、心臓カテーテル等を行います。治療に関しては、薬物療法をはじめ、心臓カテーテル治療、外科的手術などが検討されます。

胃カメラについて

一般的には胃カメラと呼ばれますが、正式な名称は上部消化管内視鏡です。検査時は、鼻もしくは口から体内に向けて、細長いスコープを挿入していきます。その先端には、レンズ(小型CCD)、照明、物をつかむ鉗子などが内蔵されています。これによって、食道、胃、十二指腸などの内腔の様子を観察できるようになります。さらに検査時に病変(潰瘍、ポリープ、がん 等)が疑われる組織が見つかれば一部を採取し、顕微鏡で詳細を調べることもできます(生検)。このほかポリープを発見し、切除可能であれば内視鏡で処置することあります。

胃カメラの種類としては、口から挿入する経口内視鏡と鼻から挿入する経鼻内視鏡があります。経口内視鏡は、スコープが舌の根に触れるので、嘔吐反射が起きやすくなって苦しくなります。このような場合は鎮静剤を投与し、意識が薄らいだ状態での検査となるので苦しさを感じにくくなります。メリットとしては、経鼻内視鏡と比較するとスコープの径が太いため、様々な処置具を装備しやすいということもあり、ポリープ切除を行うのに適しているということがあります。

一方の経鼻内視鏡は、鼻から挿入するタイプなので、舌の根にスコープが触れることがありません。そのため嘔吐反射は出にくいことから、鎮静剤なしで検査を受けられる方も多いです。また検査中に医師と会話することも可能なので、違和感や質問があれば気軽に話しかけることもできます。

胃カメラ検査に年齢制限はありませんが、これまで胃に何も症状がなかったという方でも40歳を過ぎた頃には定期的に検査を受けられることをお勧めします。なぜなら胃がんは、発症初期は自覚症状ないことと、40歳を過ぎた頃から発症率が上がるようになるからです。

福岡県三潴郡大木町について

福岡県三潴(みづま)郡大木町は、筑後平野の南西部に位置し、自然と調和した農業の町として知られています。この地域の特徴的な地形として、平安時代から発達してきた堀(クリーク)が挙げられます。クリークとは、田園地帯を潤す水路のことで、大木町にはそのネットワークが広がっています。このクリークは水田の灌漑や治水、水運、生活用水、食料・肥料の供給源という多くの機能を持っていたと言われています

「クリークの里石丸山公園」では、こうしたクリークの持つ貴重な農耕文化の伝承や景観、またそこに生まれた生態系などを身近に体感できます。水辺の自然を楽しむことができ、地元の自然環境保全の取り組みを学ぶ場としても利用されています。また、大木町は「カササギ」の生息地としても知られています。

農業は町の基盤であり、多彩な農産物が生産されています。コメは主力作物で、肥沃な土地と清らかな水に育まれた高品質の米が作られています。また、特産品として知られるイグサは、畳表の材料として全国に出荷されています。さらに、ブナシメジやエノキダケなどのキノコやアスパラガス、イチゴなど、多様な農産物が生産されています。とくにキノコは西日本でも主要な産地のひとつとなっています。