福岡県三井郡大刀洗町の内科

内科について

内科には循環器内科や呼吸器内科、消化器内科など様々ありますが、単に内科と呼ばれる診療科もあります。この場合は、特定の分野にこだわることなく、内科全般を幅広く診療いたします。したがって、呼吸器、循環器、消化器、内分泌系など、どの臓器や組織であっても診療対象となります。

患者様の傾向としては、風邪やインフルエンザ、腹痛、下痢、嘔吐・吐き気など急な体調不良を訴えて来院されるケースが最も多いですが、長期に渡って持続する、あるいは度々再発する慢性疾患にも対応しています。この場合、生活習慣病（糖尿病、高血圧、脂質異常症 等）、アレルギー疾患（気管支喘息、アトピー性皮膚炎、花粉症 等）、関節リウマチ、慢性閉塞性肺疾患（COPD）、長引く腰痛、不眠症なども含まれます。

このように何らかの病気がみられる際に最初に訪問する診療科であるほか、慢性疾患の管理、健康診断で何かしらの異常がみられたといった場合などでもご受診ください。

また内科は外科とは異なり、手術をすることはありません。治療の中心は薬物療法で、必要であれば生活習慣の改善なども行っていきます。

福岡県三井郡大刀洗町について

福岡県三井郡大刀洗町は、大刀洗町は、福岡県の中南域を占める筑後平野の北東部、筑後川の中流域北岸に位置しています。その名前の由来は、南北朝時代の武将・菊池武光が九州の戦乱でこの地を通り、川で大刀を清めたという伝説に基づいています。

筑後平野の肥沃な土地と筑後川の水利を生かした農業は町の主要な産業で、米作りが盛んであるほか、レタスやほうれん草などの葉物野菜が特産品として知られています。豊かな農の風景とともに、昔ながらの人と人とのつながりも残る町です。

町の歴史を語るうえで欠かせないのが、大刀洗飛行場跡です。この飛行場は筑前町とまたがって存在し、日本陸軍の航空隊の拠点として東洋一の規模と言われていました。また、飛行場に隣接して設置された大刀洗陸軍飛行学校では、航空機の操縦や技術訓練が行われ、戦時中の重要な役割を担いました。

さらに、大刀洗町には隠れキリシタンの里としても知られています。江戸時代の厳しいキリスト教弾圧を逃れるため、隠れキリシタンがこの地に多く暮らしていました。明治になり、キリシタン禁令解禁となったのち、今村地域にカトリックの聖堂である今村天主堂が作られました。この天主堂は赤煉瓦造りの美しい建築で、現在も信仰の場であるとともに、国の重要文化財に指定されています。