福岡県遠賀郡水巻町の人工透析対応の消化器科

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楠本内科医院

診療科目

内科 消化器科 循環器科 腎臓内科 消化器内科 循環器内科

専門医資格・専門外来

総合内科専門医 腎臓専門医 透析専門医がん検診 胃内視鏡検査 栄養指導 禁煙 高血圧 骨粗鬆症 在宅緩和ケア 循環器疾患 腎臓内科 睡眠時無呼吸症候群 大腸がん検診 大腸内視鏡 超音波診断 糖尿病 腹膜透析

住所

福岡県遠賀郡水巻町吉田東2-11-1

最寄り駅

JR鹿児島本線 水巻駅

診療時間

午前
月~土 9:00~12:00(15分前受付終了)
午後
月~金 15:00~18:00(15分前受付終了)
休診日
日・祝

特色・検査設備・日帰り手術等

クレジットカード 無料駐車場 健康診断 オンライン診療 マイナンバーカード保険証

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消化器科について

消化器科は、食道、胃、小腸、大腸、肝臓、胆のう、膵臓など、消化器系全般にわたる疾患の診断と治療を行う診療科です。消化器科を受診した方がよいと思われる症状には、腹痛、胸やけ、吐き気、嘔吐、下痢、便秘、血便、食欲不振などがあります。

これらの症状は、一時的なものから慢性的なものまであり、原因も感染症や免疫システムの異常、ストレスなどによる機能性障害、さらには腫瘍(良性・悪性)など、様々です。消化器科では問診や様々な検査も行って原因を探り、適切な治療につなげていきます。疾患の中には放置していると命に関わったり、生活の質を大きく落としたりしてしまうものもあるため、何らかの症状がある場合は、早めに消化器科を受診するようにしましょう。

消化器科で診察される代表的な疾患には、胃炎、胃潰瘍、逆流性食道炎、肝炎、肝硬変、胆石症、大腸ポリープ、膵炎、そして各種の消化器がんなどがあります。これらの疾患は、早期発見することが非常に重要です。そのため、定期的に消化器科で検査を受けることが大切です。

消化器科では、まず症状や病歴をもとに問診が行われ、その後、必要に応じて検査が実施されます。代表的な検査には、内視鏡検査があります。これは胃カメラや大腸カメラと呼ばれるもので、胃や大腸の内部を直接カメラで観察し、ポリープや潰瘍、炎症の有無を確認するために使われます。内視鏡検査は辛いというイメージがありますが、最近では経鼻内視鏡を用いたり、鎮静剤を使用したりと、苦痛の少ない内視鏡検査を実施しているクリニックも増えています。

そのほかには、超音波検査(腹部エコー)やCT、MRIなどの画像診断もあります。これらは、肝臓や胆嚢、膵臓などの臓器の状態を詳しく調べるのに用いられます。さらに、血液検査も重要で、肝機能や膵臓の酵素レベルを測定し、異常を見つける手段として活用されます。

治療法は、疾患やその進行度によって異なります。たとえば、胃炎や胃潰瘍の治療では、胃酸を抑える薬が処方されることが多く、食事指導や生活習慣の改善も行われます。一方、肝炎や胆石症、膵炎のように進行が進んでいる場合、手術が必要になることもあります。とくに胆石症や膵臓がんでは、多くの場合、手術による摘出が治療の中心となります。さらに、早期発見されたポリープなどは内視鏡によって取り除くことも可能です。

人工透析について

人工透析とは、腎臓の機能が低下し、血液のろ過が十分にできなくなった場合に、人工的に血液中の老廃物や余分な水分を取り除く治療法です。日本では、現在約33万人が人工透析を受けていると言われています。

人工透析には大きく分けて、ダイアライザーという人工腎臓を用いて血液を浄化する「血液透析療法」と、自分の腹膜を透析膜として利用する「腹膜透析療法」の2種類があります。腹膜透析療法は主に自宅で行われるものです。一方、血液透析療法は、透析設備の整った病院もしくは専門のクリニックなどの医療機関で行われ、国内の透析患者様の95%以上が選択しているとされる一般的な治療法です。

血液透析は、一般的に週3回、1回につき4~5時間の透析を、長期間にわたって継続的に行う必要のある治療法です。そのため通院する場合の透析施設の選択にあたっては、様々な視点からの検討が必要になります。仕事や家事、育児などとの両立を考えると、通いやすい場所にあるクリニックを選ぶことが重要で、駅からの距離や、バス停の有無も重要な要素となります。施設によっては、長時間透析、頻回透析など、自分のライフスタイルや症状に合った治療法を選択できたり、透析の際のベッドサイドアメニティが充実していたりします。

透析治療中は合併症のリスクが高まるため、尿素窒素、リン、カリウムなどの血液検査や、心臓の状態を調べるX線撮影、心電図検査などを行う必要があり、透析施設ではこれらの検査を定期的に行っています。さらにシャント(透析用に作成された血管)のトラブルや合併症の悪化など、緊急事態が発生した場合に備え、適切な医療機関との連携体制を整えており、こういったことを確認しておくことも重要です。

福岡県遠賀郡水巻町について

福岡県遠賀郡水巻町は、遠賀川の東岸、福岡市と北九州市の中間に位置する地域にあります。交通の便も良く、JR鹿児島本線の水巻駅が町内にあり、福岡市や北九州市へのアクセスが非常に便利です。また、国道3号線や九州自動車道などの主要道路も近く、車での移動にも適した立地です。「子育てにやさしい町」づくりも進められており、北九州都市圏のベッドタウンとして移住を考える人にも注目されています。

この地域は古くから人々が暮らしていた地域でもあり、付近で縄文時代や弥生時代の遺跡が発掘されるなど、古代から人々が生活を営んできた土地であることがわかります。遠賀川の中州にあった立屋敷遺跡は、弥生時代前期から後期(今から2200から1800年前)の集落遺跡で、ここで文様のある弥生土器が初めて発見され、遠賀川式土器と呼ばれています。稲作とともにこの土器が広がったとされ、遠賀川のほとりには「稲作文化発祥の地 立屋敷遺跡あと」の碑があります。

農産物では「水巻のでかにんにく」が、特産品として注目されています。通常のにんにくよりも約5倍もの大きなサイズと風味の良さが特徴で、地元の生産者が限りなく無農薬に近い形で、丹精込めて育てています。この「でかにんにく」は初夏に収穫され、秋ごろまで町内の農産物直売所、スーパーやネットショップで販売されています。