福岡県糸島市の糖尿病外来対応の神経内科

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森内科神経内科医院

診療科目

内科 神経内科

専門医資格・専門外来

がん検診 てんかん パニック障害 めまい 胃内視鏡検査 強迫性障害 呼吸器疾患 更年期 甲状腺 高血圧 骨粗鬆症 心身症 神経内科 人間ドック 睡眠時無呼吸症候群 睡眠障害 東洋医学 糖尿病 頭痛 尿失禁 肥満 物忘れ 老人性認知症疾患 喘息 膠原病

住所

福岡県糸島市高田2-21-22 ハーモニーハイツ1F

最寄り駅

JR筑肥線 波多江駅

特色・検査設備・日帰り手術等

健康診断 マイナンバーカード保険証

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神経内科について

神経内科は、脳、脊髄、神経、筋肉といった体の司令塔である神経系に起こる様々な病気を扱う診療科です。現在は、より診療内容に即して「脳神経内科」としている医療機関もあります。具体的には、運動機能(体を動かす)、感覚機能(感じる)、自律神経機能(呼吸、循環、体温調節 など)、高次脳機能(考える、記憶する)などに障害が生じた際に、その原因を診断し治療を行います。

当診療科での受診を検討した方がよい主な症状としては、頭痛、しびれ、めまい、ふらつき、歩行障害、手足の脱力や硬直、ろれつが回らない、ものが二重に見える、むせる、ひきつけ、意識障害、物忘れなどがあります。これらの症状は、脳卒中、認知症、パーキンソン病、てんかん、多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症、重症筋無力症、頭痛、末梢神経障害など、様々な病気が原因で引き起こされている可能性があります。

神経内科の治療に当たっては、まず、問診や神経学的検査、さらにMRIやCTなどの画像検査、脳波検査、筋電図、神経伝導検査、髄液検査などの検査が行われます。神経学的検査とは、脳神経、末梢神経、筋力、協調運動、感覚などの状態を調べるもので、医師が直接患者様の状態を観察し、脳や神経の機能を評価します。反射のチェックや、筋力・感覚の検査、運動の調整能力を確認するなど、問診や画像診断だけでは判断できない、神経系の細かな異常を見つけることができるのが特徴です。これらの検査を通して、病気の原因を特定し、適切な治療法を選択します。

治療法は、病気の種類や症状の程度によって異なりますが、薬物療法、リハビリテーション、手術などがあります。たとえば、脳卒中の場合、血栓を溶かす薬や外科的手術が必要になることがあります。パーキンソン病にはドーパミン補充療法が有効とされ、てんかんには抗てんかん薬が処方されます。また、多発性硬化症などの自己免疫疾患には、免疫抑制剤やステロイド剤が用いられます。

近年では、神経内科領域における研究は目覚ましく進歩しており、認知症に関する薬が登場するなど、新しい治療法も次々と開発されています。また、神経内科は全身に関わる科であり、他の診療科とも連携を取りながら、診療が進められる場合もあります。

糖尿病外来について

糖尿病外来では、文字通り糖尿病の治療を専門に行います。糖尿病になっても、初期の段階では目立った症状が出ないことも多いです。そのため、病状が進行してから医療機関を受診される患者様が少なくありません。

しかし、糖尿病を放置していると、糖尿病神経障害や糖尿病網膜症、糖尿病腎症などの合併症が起こりやすくなります。太い血管にも影響がでてしまい、心筋梗塞や脳梗塞で命を落としてしまうこともあります。そのような事態を引き起こさないためにも、健康診断などで血糖値の高さを指摘された方は、なるべく早い段階で糖尿病外来を受診するようお勧めいたします。

糖尿病外来では、糖尿病の診断、治療方針の策定、定期的なフォローアップなどを行います。まず初めに血液検査を行い、血糖値やHbA1cなどを調べます。現時点の血糖値だけでなく、過去1~2カ月の血糖値の平均指標を確認することで、糖尿病の状態を正確に把握することができます。

そのうえで、食事療法や運動療法などの治療プランを策定します。これによって血糖値が下がることもありますが、十分な効果が得られないときは経口血糖降下薬を使用します。さらに、眼科や腎臓内科などの専門医とも連携し、合併症のリスクを下げていきます。

福岡県糸島市について

福岡県糸島市は、福岡県の西端に位置しており、北側と西端部は玄界灘に面し、東側は福岡市に接し、南部は脊振山地が控えた、海と山の自然が豊かな地域です。歴史的にも古代日本の「伊都国」があったとされているエリアです。遺跡も数多く、たとえば平原遺跡からは国宝の大型内行花文鏡などが発見され、糸島がかつて国際交流の拠点だったことを物語っています。こうした遺跡の出土品は伊都国歴史博物館で展示されており、訪れる人々に日本の古代史を身近に感じさせてくれます。

また、糸島市は自然の絶景に恵まれたエリアとしても知られています。二見ヶ浦の夫婦岩は、玄界灘に浮かぶ2つの岩にしめ縄がかけられた神聖な場所で、特に夕日とのコントラストは絶景です。一方、芥屋の大門は日本最大級の海食洞で、国の天然記念物に指定されており、その壮大な規模と自然の力が作り出した造形美が見どころです。

さらに、糸島市は食の魅力も豊富です。とくに玄界灘で獲れる糸島天然真鯛は水揚げ量日本一として全国に知られ、地元の料理店で新鮮な刺身や煮付けを味わうことができます。また、冬の風物詩である牡蠣小屋は、市内各地で営業しており、観光客だけでなく地元住民にも親しまれています。これらの海産物や農産物を活かしたカフェやレストランも数多く、グルメ目的で訪れる人々も増えています。

糸島市の魅力は自然や歴史だけではありません。福岡市中心部へのアクセスが良好で、筑肥線(地下鉄空港線)が東西に通っているなど電車や車で30分ほどと通勤圏内にあるため、近年はベッドタウンとしても発展、カフェ等飲食店舗も増加し、移住先としても注目されています。