福岡県福岡市早良区野芥駅周辺の不妊治療対応
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竹内産婦人科クリニック
診療科目
産科 婦人科
専門医資格・専門外来
産婦人科専門医不妊
住所
福岡県福岡市早良区野芥7-1-30
最寄り駅
福岡市営地下鉄七隈線 野芥駅
診療時間
- 午前
- 月~土 9:30~13:00
- 午後
- 月火水金 15:00~19:00 木 14:00~17:00 土 15:00~17:00
- 休診日
- 日・祝
特色・検査設備・日帰り手術等
無料駐車場 健康診断 マイナンバーカード保険証
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不妊治療について
男女のパートナーが避妊をせずに性生活を継続的に行い、1年以上妊娠がみられないという場合は、不妊症と定義されます。この不妊症に対し行われる医学的な治療が不妊治療です。不妊症には男性または女性のどちらか、あるいは両方に原因が求められる場合があり、治療法にも様々なものがあります。
不妊症の治療にあたっては、精液検査や血液検査、超音波検査などの様々な検査を行い、不妊の原因を調べます。基本的にはその結果に沿って治療を行っていきます。しかし、検査をしても原因が分からないことも少なくありません。ただ原因がはっきりしなくても、妊娠を目指して治療を行うこともあります。不妊治療には大きく分けると「一般不妊治療」と「生殖補助医療(高度不妊治療)」があります。
一般不妊治療は、「タイミング法」と「人工授精」を指します。タイミング法とは女性の排卵周期を把握し、最も妊娠しやすいタイミングで性交を行う治療法です。基礎体温測定や超音波検査、排卵検査薬を使用して性交のタイミングを決めます。排卵が正常に行われていない場合、排卵誘発薬を使用して排卵を促すこともあります。使用される薬剤としてはクロミフェンやゴナドトロピンといったホルモン剤があります。
人工授精は、マスターベーションなどにより精子を採取し、カテーテルを用いて調整した精液を子宮内に注入する方法です。排卵誘発薬を併用する場合もあります。排卵に合わせて行うことで、受精の可能性を高めます。精子の運動性や量に問題がある場合に行われます。
生殖補助医療(高度不妊治療)は体外受精などの不妊治療を指します。体外受精は、卵巣を穿刺し採取した卵子を、シャーレ上で精子と受精させるものです。受精卵は3日から5日培養を行った後、カテーテルで子宮内に移植されます。排卵誘発剤を用いて複数の卵子を採取し、移植されなかったものは凍結保存します。
また体外受精の一種である顕微受精は、顕微鏡を見ながら、卵巣を穿刺し採取した卵子に注射針で精子を注入し受精させるものです。精子数が少なかったり精子の運動能力が低かったりする場合に実施されることが多く、男性不妊治療と組み合わせることも多くなっています。このほか、凍らせて保存した胚をとかし子宮内に戻す凍結融解胚移植などがあります。
不妊治療はこれまで自由診療で実施され、診療内容については様々なものがありましたが、令和4年(2022年)4月から有効性・安全性が示された治療、具体的には、タイミング法などの一般不妊治療や、採卵・採精から胚移植に至るまでの基本的な生殖補助医療が保険適用されています。
福岡県福岡市早良区について
福岡県福岡市早良区は、市の西部に位置し、北は博多湾に面し、南は脊振山地が広がっています。福岡市中心部に近く、交通の便も優れており、地下鉄空港線が区内を通るため天神や博多へのアクセスが容易です。主要駅である「西新駅」や「藤崎駅」の周辺は、商業施設や飲食店が立ち並び、賑やかな雰囲気を楽しめます。
自然の魅力としては、野河内渓谷や脊振山が特に有名です。野河内渓谷は清流や緑豊かな森が広がる絶景スポットで、ハイキングやバーベキューなどのアウトドア活動に最適な場所です。また、背振山系は登山やキャンプで人気があり、福岡市内とは思えないほどの大自然を体験することができます。こうした豊かな自然環境は、早良区の大きな魅力の一つです。
さらに海に面している早良区には、「福岡タワー」や「シーサイドももち」といった観光スポットがあるのも魅力的です。シーサイドももちは、人工海浜とモダンな建築が融合した美しいエリアで、観光客や地元住民に親しまれています。福岡タワーはその象徴ともいえる存在で、夜景スポットとしても人気があります。
また、早良区は「サザエさん」の作者である長谷川町子が一時期を過ごした地としても知られています。早良区の海岸を歩きながら登場人物の名前を考えたと言われており、この縁から「サザエさん通り」という名の通りが設けられ、地域の親しみやすさを象徴しています。