福岡県福岡市東区福工大前駅周辺の形成外科

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杉本陽子クリニック

診療科目

形成外科 皮膚科

専門医資格・専門外来

形成外科専門医

住所

福岡県福岡市東区和白丘1-22-27 JR福工大前駅ビル1F

最寄り駅

JR鹿児島本線 福工大前駅

診療時間

午前
月火水金土 9:30~13:00(12:00受付終了/土は予約制)
午後
月火水金土 14:30~18:00(予約制)
休診日
木・日・祝

特色・検査設備・日帰り手術等

マイナンバーカード保険証

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形成外科について

形成外科は、体の表面に生じた異常や変形、欠損を外科的に治療し、機能面だけでなく「見た目」も修復・再建することを目指す診療科です。 目標は、患者様の生活の質(QOL)を向上させることにあります。

形成外科の診療対象は特定の部位だけではなく、頭から手足の指先まで、体表面全体に及びます。治療する症状や疾患は、やけど、傷、骨折、あざ、皮膚がん、床ずれ、傷跡、わきが、巻き爪、まぶたのたるみなど、多岐にわたります。さらに口唇口蓋裂や小耳症など生まれつきの変形や、乳がん手術後の乳房再建なども形成外科の領域となります。

形成外科で重視されるのは、単に病気を治し、機能面を回復するだけでなく、患者様が抱える精神的な負担を軽減することです。たとえば、顔の腫瘍を治療することや、指の欠損を修復することなどで、患者様が自信を取り戻し、より積極的な社会生活を送れるようにすることが大きな目標となります。

形成外科と混同されやすい診療科に整形外科がありますが、治療対象が異なります。整形外科は、骨、関節、筋肉の外傷や障害など、体の内部を治療する診療科です。また形成外科と美容外科は、どちらも見た目を改善するという点では共通していますが、美容外科は病気ではない状態をより美しくすることを目的とするのに対し、形成外科は病気や怪我によって損なわれた機能や見た目を正常な状態に近づけることを目的とする点が異なります。

治療を行う際には、外傷や骨折がある場合、X線やCTスキャンを使用して内部の構造を確認し、骨や筋肉、神経の状態を詳しく調べるなどの検査を行います。また、やけどや皮膚の損傷の場合には、皮膚の深さや損傷の程度を診断し、それに基づいて治療方針が決定されます。顔の骨折や変形に対しては、3D画像を用いて手術計画が立てられる場合もあります。

治療方法としては、手術が中心です。たとえば、顔の骨折を修復するために骨を固定する手術や、腫瘍切除後の皮膚や組織を移植して再建する手術などが一般的です。また、近年ではレーザー治療や再生医療も進化しており、傷跡を目立たなくするためのレーザー治療や、再生医療を用いて皮膚の修復を行う方法も増えています。手術後のリハビリも、機能回復には重要になります。

福岡県福岡市東区について

福岡市の中では北東部に位置します。東は新宮町や久山町、南は粕屋町や志免町、博多区と接し、北側や西側は博多湾に面しています。志賀島も同区に含まれ、砂州によって現在は陸続きとなっています。ちなみに同島は、後漢の光武帝から奴国の王向けに贈られたとされる金印が発見された場所でもあります。その島の名前は歴史の教科書でよく目にします。

東区は、博多港の機能強化を目的に埋め立てられた人工島の福岡アイランドシティもあります。大型コンテナ船に対応できるように作られた島ですが、住宅地として分譲住宅やマンションなども建ち並び、教育施設や医療機関も充実、公園や商業施設も整備され、福岡市中央卸売市場もあるなど人気のエリアです。

また同区は、福岡市中心部や博多エリアに近く、交通アクセスも便利です。JR鹿児島本線や香椎線、福岡市営地下鉄の箱崎線、西鉄の貝塚線などが通ります。JR香椎駅から博多駅までは、12分程度の乗車時間で到着します。車では、九州自動車道や福岡高速道路、国道3号や201号などを利用できるので、北九州・本州方面、熊本や鹿児島へも移動しやすいです。