福岡県北九州市戸畑区の健康診断対応の神経内科
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にし脳神経外科クリニック
診療科目
内科 神経内科 脳神経外科 リハビリテーション科 脳神経内科
専門医資格・専門外来
救急科専門医 脳神経外科専門医頭痛 脳神経外科 物忘れ 老人性認知症疾患
住所
福岡県北九州市戸畑区沖台1-6-37
最寄り駅
JR鹿児島本線 戸畑駅
診療時間
- 午前
- 月~土 9:00~13:00
- 午後
- 月火木金 14:30~18:00
- 休診日
- 日・祝
特色・検査設備・日帰り手術等
無料駐車場 健康診断 マイナンバーカード保険証
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神経内科について
神経内科は、脳、脊髄、神経、筋肉といった体の司令塔である神経系に起こる様々な病気を扱う診療科です。現在は、より診療内容に即して「脳神経内科」としている医療機関もあります。具体的には、運動機能(体を動かす)、感覚機能(感じる)、自律神経機能(呼吸、循環、体温調節 など)、高次脳機能(考える、記憶する)などに障害が生じた際に、その原因を診断し治療を行います。
当診療科での受診を検討した方がよい主な症状としては、頭痛、しびれ、めまい、ふらつき、歩行障害、手足の脱力や硬直、ろれつが回らない、ものが二重に見える、むせる、ひきつけ、意識障害、物忘れなどがあります。これらの症状は、脳卒中、認知症、パーキンソン病、てんかん、多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症、重症筋無力症、頭痛、末梢神経障害など、様々な病気が原因で引き起こされている可能性があります。
神経内科の治療に当たっては、まず、問診や神経学的検査、さらにMRIやCTなどの画像検査、脳波検査、筋電図、神経伝導検査、髄液検査などの検査が行われます。神経学的検査とは、脳神経、末梢神経、筋力、協調運動、感覚などの状態を調べるもので、医師が直接患者様の状態を観察し、脳や神経の機能を評価します。反射のチェックや、筋力・感覚の検査、運動の調整能力を確認するなど、問診や画像診断だけでは判断できない、神経系の細かな異常を見つけることができるのが特徴です。これらの検査を通して、病気の原因を特定し、適切な治療法を選択します。
治療法は、病気の種類や症状の程度によって異なりますが、薬物療法、リハビリテーション、手術などがあります。たとえば、脳卒中の場合、血栓を溶かす薬や外科的手術が必要になることがあります。パーキンソン病にはドーパミン補充療法が有効とされ、てんかんには抗てんかん薬が処方されます。また、多発性硬化症などの自己免疫疾患には、免疫抑制剤やステロイド剤が用いられます。
近年では、神経内科領域における研究は目覚ましく進歩しており、認知症に関する薬が登場するなど、新しい治療法も次々と開発されています。また、神経内科は全身に関わる科であり、他の診療科とも連携を取りながら、診療が進められる場合もあります。
健康診断について
健康診断は、自覚症状がない段階で病気の可能性を把握し、病気の早期発見や予防を目的とした検査です。早期に対応することで、重症化を防ぎ、健康な状態を維持することに役立つものです。
健康診断は、大きく「一般健康診断」「特殊健康診断」「行政指導による健康診断」などがありますが、多くの方に関わってくるのは一般健康診断でしょう。これは、企業に勤めるほぼ全ての労働者を対象としたもので、雇入れ時健康診断、定期健康診断などがあります。これらは、企業が従業員の健康を守る義務として実施されますが、従業員側にも、健康診断を受ける義務があります。
検査項目としては、主に身長・体重・血圧測定、視力・聴力検査、血液検査(貧血、糖尿病、肝臓・腎臓の機能 など)、尿検査(腎臓や膀胱の機能確認)、胸部X線検査(肺や心臓の状態を確認)、心電図検査(心臓のリズムや異常を確認)、場合によっては眼底検査などが行われます。
このほかには、協会けんぽや国保加入者を対象とした「特定健診・特定保健指導」があります。これは40歳以上75歳未満の人を対象に、生活習慣病予防を目的として行われるもので、メタボリックシンドロームのリスクを評価するため、BMI、腹囲、血圧、血糖、脂質などを測定します。結果によっては、医師や保健師、管理栄養士などから、食生活や運動習慣などの生活習慣改善に向けたアドバイスや指導を受ける「特定保健指導」を受けることになります。
健康診断は身近なクリニックでも実施しているところがありますので、積極的に受けるようにしましょう。また自費による健康診断を実施しているクリニックもありますので、一般健診では受けられない項目も追加して検査するなど、有効に活用することもお勧めです。
福岡県北九州市戸畑区について
福岡県北九州市戸畑区は、北九州市の東部に位置する行政区で、歴史と産業が調和したエリアです。この地域は、かつて日本の近代産業を支えた製鉄業の中心地として発展しました。特に、新日鐵住金(現・日本製鉄)戸畑製鉄所の存在は、戸畑区の歴史や経済に大きな影響を与えています。そのため、地域には産業遺産や工場地帯が見られる一方で、近年ではこれらの歴史的資源を活用した観光や地域振興も進んでいます。
たとえば「旧松本家住宅」や「九州工業大学」などは、当時の製鉄業とその周辺の文化について知ることができる貴重な産業遺産で、地域の歴史的な背景を学ぶ機会を提供しています。また、北九州エリアの産業遺産群は「明治日本の産業革命遺産」として世界遺産に登録されており、戸畑区はその一端を担っています。教育面でも、現在も九州工業大学戸畑キャンパスが立地し、学術と産業の結びつきが強い地域でもあります。
また、戸畑区は自然と都市機能がバランスよく共存する地域でもあります。洞海湾に面しており、海沿いにはウォーターフロントの景観を楽しめるスポットが点在します。加えて、緑豊かな公園や住宅地も広がり、住みやすい環境が整っています。有名な「戸畑祇園大山笠」は、毎年夏に開催される伝統的な祭りで、700年以上の歴史を持ち、豪華な提灯山笠が夜空を彩る姿は圧巻です。ユネスコの無形文化遺産にも登録されており、多くの観光客を惹きつけています。