兵庫県佐用郡佐用町の人工透析対応

人工透析について

腎臓の機能が低下すると、十分な濾過機能が果たせなくなり、体内に老廃物が溜まりやすくなります。このような状態がさらに進行すると、尿毒素物質が高濃度で蓄積されてしまい、人工的に体内を浄化する必要性が生じます。人工透析は、このような患者様に対して行われる治療です。

人工透析の方法は、血液透析と腹膜透析が代表的です。このうち血液透析は、患者様の血液をいったん体外に送り、専用の人工透析装置を通して老廃物などを取り除きます。そして、きれいになった血液を体内に戻します。血液透析が必要になった患者様の場合、基本的には毎週3回ほど医療機関を受診していただき、約4時間かけて血液中の老廃物や余分な水分を取り除きます。

腹膜透析は、専用の透析液を腹腔に注入する方法です。腹膜を活用することにより、体内の老廃物などを取り除いていきます。この方法でも血液をきれいにすることができますが、基本的には透析液の交換を毎日行わなければなりません。このような理由もあり、日本では血液透析を選択するケースが多いです。

兵庫県佐用郡佐用町について

兵庫県内では西側に位置し、佐用郡に属しています。東は宍粟市やたつの市、西は岡山県の備前市や美作市、南は上郡町と接しています。

交通面に関してですが、鉄道ではJR姫新線と智頭急行（智頭線）の2つの路線が通っており、これらは佐用駅で乗り換えすることができます。JR姫路駅までは、姫新線の利用で75分程度の乗車時間になります。車の利用においても中国自動車道や鳥取自動車道のインターチェンジが町内にあるので、大阪方面をはじめ、岡山・広島・鳥取などの中国地方へのアクセスも便利です。

同町で多くの観光客を魅了しているのが南光地区にある南光ヒマワリ畑です。ヒマワリは毎年7～8月頃に花を咲かせますが、その時期に合わせて、佐用町南光ひまわり祭りも開催されています。ひまわり迷路で咲き誇るひまわりを満喫できるほか、世界で咲く、様々な種類のひまわりも見られます。このほか花火大会も行われ、町を挙げての一大イベントになっています。

また西はりま天文台公園も同町にありますが、ここには国内最大級の反射望遠鏡「なゆた」を覗いての観察も可能です。さらにフィールドアスレチックやキャンプ場のほか、宿泊施設などもあり、県内の小学生の学校行事としても利用されています。