兵庫県神崎郡神河町の消化器科

消化器科について

口から肛門までは、一本の長い管でつながっていますが、これを消化管といいます。消化管には、食道、胃、小腸、大腸などの器官が含まれます。さらに消化管による栄養の吸収などの働きをサポートする、胆のう、膵臓、肝臓等の臓器についての症状や病気についても診療の範囲となります。

対象となる疾患としては、逆流性食道炎、胃炎、胃・十二指腸潰瘍、過敏性腸症候群、炎症性腸疾患（潰瘍性大腸炎、クローン病）、肝炎、胆石症、膵炎、胃がん、大腸ポリープ、大腸がんなどが挙げられます。

患者様がよく訴える症状としては、腹痛、嘔吐や吐き気、下痢、胸やけ、便秘、下血などです。これらの症状というのは、一過性のケースが多いのですが、消化管などの臓器に潰瘍や腫瘍、結石などがみられている可能性もあります。そのため検査が必要となれば、超音波検査（腹部エコー）、内視鏡検査（胃カメラ、大腸カメラ）、血液検査（肝機能や膵臓の状態、感染症の有無を確認する）、便潜血検査（便を採取し、血が混じっているかどうかを確認する）、CT、MRI等を行い、総合的に判断し、診断をつけていきます。

兵庫県神崎郡神河町について

兵庫県神崎郡神河町は、兵庫県の中央部に位置する町で、但馬と播磨の分水嶺の南側に位置しており「播磨の奥座敷」ともいわれている地域にあります。四方を山々に囲まれ、豊かな森林や清流が広がっています。人口は約1万人で、農林業が主要産業として根付いており、とくに良質なコメの生産で知られています。また、自然資源を活かした観光地としても注目を集めています。

神河町の代表的な観光スポットとして「砥峰高原（とのみねこうげん）」があります。この高原は標高約800mに位置し、広大なススキの草原が特徴です。秋には黄金色のススキが風に揺れる美しい景観が広がり、訪れる人々を魅了します。また、映画『ノルウェイの森』や大河ドラマ『軍師官兵衛』などのロケ地にもなったことで全国的に知られるようになり、四季折々の自然を楽しめるスポットとして人気を集めています。

「峰山高原」は、標高約1000mに位置し、関西でも数少ないリゾート地として知られており、「峰山高原リゾート」があります。夏にはキャンプやトレッキング、冬にはスキーやスノーボードを楽しむことができ、一年を通じてアウトドアアクティビティを満喫できます。また、星空観察スポットとしても人気で、美しい夜空が広がることで知られています。

さらに、神河町には滝の名所も多く点在しています。「扁妙の滝」「不動の滝」「黒岩の滝」「足尾の滝」などがあり、自然散策やリフレッシュに最適なスポットです。これらの滝は、地域の豊かな水資源を象徴しており、夏場には涼を求める観光客にも人気です。また神河町には名水も多く湧出していることが知られています。