兵庫県小野市の人工透析対応のリハビリテーション科
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井岡医院
診療科目
内科 外科 皮膚科 肛門科 リハビリテーション科
専門医資格・専門外来
外科専門医 透析専門医
住所
兵庫県小野市菅田町900
診療時間
- 午前
- 月~土 9:00~12:00
- その他
- 月火木金 16:00~19:00
- 休診日
- 日・祝
特色・検査設備・日帰り手術等
無料駐車場 健康診断 マイナンバーカード保険証
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リハビリテーション科について
病気やケガ、あるいは手術後の患者様などを対象に、身体機能の改善や保持を目指していく診療科がリハビリテーション科です。医療機関で行われるリハビリテーション(通称:リハビリ)は、主に医学的リハビリテーションとなります。その中でも整形外科領域であれば運動器リハビリテーションになります。
なお運動器リハビリと一口にいいましても種類はいくつかあります。ひとつは理学療法です。これは運動をすることで身体機能の維持・改善を図る運動療法と、温熱や水圧、電気等、物理的な刺激を患部に加え、その生体反応を利用し、症状などをやわらげる物理療法があります。また作業療法というのもあります。これは日常生活動作(ADL:歩行、移動、食事、更衣、入浴、排せつ、整容 等、日常を不便なく過ごすために必要とされる最低限の動作)や仕事で必要とされる動作能力を高められるよう行われる訓練(トレーニング)のことをいいます。
上記以外にも、運動の補助として、義手や義足、車いす等の補装具を使用して、機能の回復をサポートしていく、義肢・装具療法というのがあります。
いずれにしてもリハビリの最中は、医師の指示を受けた、理学療法士や作業療法士が患者様に寄り添いながら日々の訓練をサポートしていきます。
人工透析について
腎臓の機能が何らかの原因によって著しく低下していくと、体内の老廃物などを体外へ排出する尿が作れなくなります。これを腎不全といいます。腎機能は機能低下を引き起こすと元に戻すというのは不可能です。したがって放置のままであれば体内に老廃物や水分が体内に溜まり続けるだけですので、何もしなければ死に至るようになります。
この腎不全状態の腎臓に代わって、人工的に尿を作ることで老廃物や体内の余分とされる水分を体外へ排出させる治療法のことを人工透析といいます。
人工透析には、血液透析と腹膜透析の2種類があるので、どちらかを選択する必要があります。
血液透析は、血液を一度体外に取り出し、透析機によって血液をろ過していきます。そのろ過された血液は再び体内へと戻されます。この場合、週3回の通院が必要で、1回の透析で4~5時間程度を要します。
一方の腹膜透析は、透析液を腹腔に注入し、腹膜をフィルターとして利用し、体内の老廃物や余分な水分を取り除いていきます。自宅で行えるので月1~2回程度の通院で済みますが、透析液の交換など毎日のメンテナンスも必要となります。なお腹膜透析は、腎機能の低下がより進むと利用が難しくなり、最終的には、血液透析か腎移植のどちらかを選ぶことになります。
兵庫県小野市について
兵庫県小野市は、県の南部に位置し、交通の利便性と豊かな自然、歴史的な魅力が融合した街です。市内は、播州平野の中央に広がり、西には加古川が流れ、豊かな水資源に恵まれています。小野市は、古くから農業が盛んな地域であり、特に稲作が盛んで、主に酒米である山田錦が作られているほか、ブランド小麦なども開発されています。
また、小野市は神戸市と姫路市からのアクセスが良くのちょうど中間に位置し、山陽自動車道や鉄道路線が整備されていることから、住宅も整備され、観光や通勤の拠点としても利便性が高くなっています。
古くから「播州そろばん」の産地として知られ、全国シェアの約70%を占める日本最大の生産地です。播州そろばんは、江戸時代から続く伝統工芸で、熟練の職人による精巧な技術が特徴です。市内にはそろばんの歴史や技術を学べる施設もあり、伝統産業を身近に感じることができます。また、小野市は刃物づくりでも知られ、包丁や鎌などの製品は高品質で国内外から高い評価を受けています。
歴史的には、小野市には多くの史跡が点在しています。その一つが「金鑵城(かなつるぎじょう)」で、戦国時代にはこの地を治めた豪族が拠点としていました。現在は城跡が残り、歴史を感じることができる散策スポットとなっています。また、「小野陣屋跡」は江戸時代に小野藩の中心地として機能していた場所で、藩政の歴史を伝える重要な遺構です。これらの史跡は地域の歴史を学ぶ上で貴重な存在です。