大阪府大東市の不妊治療対応

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井上産婦人科クリニック

診療科目

小児科 産科 婦人科

専門医資格・専門外来

産婦人科専門医アレルギー専門外来 更年期外来 不妊専門外来 不妊専門外来(体外受精を含まない)

住所

大阪府大東市氷野1-8-26

最寄り駅

JR片町線 住道駅

診療時間

午前
月~土 9:00~12:00
その他
月水金 17:30~20:00
休診日
日・祝

特色・検査設備・日帰り手術等

健康診断 マイナンバーカード保険証

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不妊治療について

男女のパートナーが避妊をせずに性生活を継続的に行い、1年以上妊娠がみられないという場合は、不妊症と定義されます。この不妊症に対し行われる医学的な治療が不妊治療です。不妊症には男性または女性のどちらか、あるいは両方に原因が求められる場合があり、治療法にも様々なものがあります。

不妊症の治療にあたっては、精液検査や血液検査、超音波検査などの様々な検査を行い、不妊の原因を調べます。基本的にはその結果に沿って治療を行っていきます。しかし、検査をしても原因が分からないことも少なくありません。ただ原因がはっきりしなくても、妊娠を目指して治療を行うこともあります。不妊治療には大きく分けると「一般不妊治療」と「生殖補助医療(高度不妊治療)」があります。

一般不妊治療は、「タイミング法」と「人工授精」を指します。タイミング法とは女性の排卵周期を把握し、最も妊娠しやすいタイミングで性交を行う治療法です。基礎体温測定や超音波検査、排卵検査薬を使用して性交のタイミングを決めます。排卵が正常に行われていない場合、排卵誘発薬を使用して排卵を促すこともあります。使用される薬剤としてはクロミフェンやゴナドトロピンといったホルモン剤があります。

人工授精は、マスターベーションなどにより精子を採取し、カテーテルを用いて調整した精液を子宮内に注入する方法です。排卵誘発薬を併用する場合もあります。排卵に合わせて行うことで、受精の可能性を高めます。精子の運動性や量に問題がある場合に行われます。

生殖補助医療(高度不妊治療)は体外受精などの不妊治療を指します。体外受精は、卵巣を穿刺し採取した卵子を、シャーレ上で精子と受精させるものです。受精卵は3日から5日培養を行った後、カテーテルで子宮内に移植されます。排卵誘発剤を用いて複数の卵子を採取し、移植されなかったものは凍結保存します。

また体外受精の一種である顕微受精は、顕微鏡を見ながら、卵巣を穿刺し採取した卵子に注射針で精子を注入し受精させるものです。精子数が少なかったり精子の運動能力が低かったりする場合に実施されることが多く、男性不妊治療と組み合わせることも多くなっています。このほか、凍らせて保存した胚をとかし子宮内に戻す凍結融解胚移植などがあります。

不妊治療はこれまで自由診療で実施され、診療内容については様々なものがありましたが、令和4年(2022年)4月から有効性・安全性が示された治療、具体的には、タイミング法などの一般不妊治療や、採卵・採精から胚移植に至るまでの基本的な生殖補助医療が保険適用されています。

大阪府大東市について

大阪府の北河内地域に位置しており、都市近郊のベッドタウンとして人気があります。市内は住宅地が中心ですが、商業施設や公共施設も充実しており、生活の利便性が高いのが特徴です。特にJR住道駅周辺は市の中心地として多くの商業施設が集まっています。歴史的にも興味深い地域で、古代には「慈眼寺」が地域の信仰の中心地として広く知られていました。現在でも観光名所として多くの参拝者が訪れ、春には桜の名所としても人気です。また、市内には古墳や史跡が点在し、地域の歴史に触れることができます。一方で、工業団地も多く、大阪の産業を支える役割を担っています。住宅地と産業エリアが調和した都市として、働きやすさと住みやすさが両立しています。