大阪府池田市の発熱外来対応のリウマチ科

リウマチ科について

リウマチ性疾患とは、骨、関節、筋、靱帯などの運動器で、腫れや痛み（疼痛）などの症状がみられる病気を総称した呼び名になります。具体的には、関節リウマチをはじめ、全身性エリテマトーデス (SLE)、強直性脊椎炎、乾癬性関節炎、線維筋痛症、痛風、全身性強皮症、脊椎関節炎などが対象疾患として挙げられます。

なお当診療科を受診する患者様の多くは、関節リウマチの症状を訴えています。これは自己免疫疾患のひとつでもありますが、中高年世代の女性に発症しやすいのも特徴です。よくみられる症状は、関節の腫れや痛み、朝起床した際の手のこわばりなどです（手・足の指で起きやすく、肘・膝、足首等でみられることもある）。その後、関節の炎症や腫れが進むと破壊や変形に至ることもあります。関節症状以外では、リウマイド結節、発熱、全身の倦怠感、眼症状（目の炎症）、貧血などの症状がみられるようになります。

何らかのリウマチ性疾患が疑われる場合は、血液検査（RF、抗CCP抗体、CRP等の数値を調べる）、画像検査（X線撮影、超音波検査、MRI 等）、関節液検査、尿検査等を行うなどして診断をつけていきます。治療が必要となれば、薬物療法やリハビリテーション（理学療法 等）、生活習慣の改善などの保存療法が行われます。なお関節破壊などが進んでいる場合は、手術療法が選択されます。

大阪府池田市について

大阪府の北西部に位置し、西は兵庫県の川西市と伊丹市、東は箕面市、南は豊中市と接しています。市内で乗降できるのは、阪急電鉄の池田駅と石橋阪大前駅のみです。ちなみに池田駅から大阪の繁華街にある梅田駅までは、宝塚本線を利用すれば、20分程度の乗車時間で到着します。そのため、大阪都市部に通勤する方たちのベッドタウンとして発展を遂げてきました。同市にある室町は高級住宅街として知られていますが、この地は鉄道会社による住宅街開発の先駆け的な存在でもあります。

また池田市は、世界初となるインスタントラーメン「チキンラーメン」が開発された場所でもあることからインスタントラーメンの博物館である「安藤百福発明記念館 大阪池田（カップヌードルミュージアム 大阪池田）」があります。ここでは、インスタントラーメン等の製法や歴史などを見られるほか、オリジナルのカップヌードルを作ることもできます。

豊かな自然を感じられるのも魅力で、五月山公園は桜や紅葉の名所としても知られます。同公園には、ハイキングコースが整備され、山頂付近には展望台もあり、大阪平野が一望できるなど絶景が広がります。さらに園内には動物園もあるので、多くの家族連れで賑わっています。