大阪府堺市堺区高須神社駅周辺の脳神経外科
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中村クリニック
診療科目
整形外科 脳神経外科 放射線科 リウマチ科 リハビリテーション科
住所
大阪府堺市堺区北半町西1-16
最寄り駅
阪堺電気軌道阪堺線 高須神社駅
特色・検査設備・日帰り手術等
健康診断 マイナンバーカード保険証
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脳神経外科について
脳神経外科は、脳や脊髄、末梢神経に関連する疾患の診断と外科的治療を専門とする診療科です。とくに、脳腫瘍や脳卒中など、神経系に対する外科手術が必要な病気に対処します。一方、脳神経内科は手術ではなく、薬物療法やリハビリテーションを通じて、脳や神経の機能障害を管理する科です。
たとえば、脳卒中後のリハビリや、パーキンソン病、アルツハイマー病、てんかんといった慢性的な神経疾患の管理は脳神経内科の領域です。ただし医療機関によってはこれらの疾患に関しても脳神経外科が診療担当している場合があり、病状が進行して手術が必要になった場合なども、脳神経外科が対応します。
脳神経外科でみられる症状としては、これまで経験したことのない激しい頭痛、突然の意識喪失、意識レベルの低下、片目または両目が突然見えなくなる、視野が欠ける、ものが二重に見える、歩行時にふらつく、などがあります。これらの症状は、命にかかわる脳や神経の病気が原因であることが多いため、早急に脳神経外科を受診する必要があります。さらに突然のけいれんや発作が起こった場合、てんかんなど脳の異常が疑われるため、早急な診断と治療が必要です。
脳神経外科が扱う主な疾患には、脳腫瘍や脳卒中(脳出血、脳梗塞 くも膜下出血)のほか、脳動脈瘤、脊髄腫瘍、脊椎の障害(椎間板ヘルニアや脊椎管狭窄症 等)などがあります。これらの疾患は、しばしば神経を圧迫したり、血流を阻害したりするため、外科的にその圧迫を取り除いたり、血管の修復を行ったりする治療を行います。
脳神経外科での検査では、主にMRIやMRA、CTといった画像診断が使用されます。これらの検査によって、脳や脊髄の異常を詳しく確認し、腫瘍や出血、血管の異常を発見します。血管造影検査は脳血管の状態を詳しく調べるために行われ、てんかんなどの神経機能異常には脳波検査が使用されます。
治療法としては、外科手術が中心です。脳腫瘍の摘出手術や、脳動脈瘤のクリッピング術、コイル塞栓術が行われ、脳出血の場合には出血を止めるための手術を行います。また、脊髄の手術では、神経の圧迫を解消して痛みやしびれを軽減します。脳神経外科は、命にかかわる深刻な疾患に迅速に対応し、患者様の生命と神経機能を守る重要な役割を担っています。
大阪府堺市堺区について
大阪市の南にある堺市は、2006年に大阪府では大阪市に次いで2番目の政令指定都市となりました。同市は全部で7つの区がありますが、その中心でもあるのが堺区です。北は大阪市の住之江区や住吉区、東は同市の北区、南は西区と接し、西側は大阪湾に面しています。
大阪市の中心地や関西国際空港への利便性は高く、区内はJR阪和線、南海鉄道の南海本線と高野線のほか、路面電車である阪堺電車の阪堺線があります。JR堺市駅から大阪駅までは、関空快速の利用で25分程度、関西空港駅であれば40分程度の乗車時間で到着します。
また利便性以外にも、商業施設や医療環境が整っており、子育てに関する支援も手厚いとされています。そのため、ファミリー層の人気が高いエリアでもあります。
同区は、長い歴史を感じさせます。とくに有名なのは、学校の歴史などの授業でよく登場する日本最大の古墳でもある仁徳天皇陵古墳(大仙古墳)は、同地で見ることができます。さらに新しい観光スポットとして建てられたガラス張りの「さかい利晶の杜」では、千利休の茶の湯体験や与謝野晶子記念館があるなど、歴史好きにはたまらないエリアでもあります。