大阪府大阪市阿倍野区北畠駅周辺のリウマチ科

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きた整形外科

診療科目

整形外科 リウマチ科 リハビリテーション科

専門医資格・専門外来

整形外科専門医

住所

大阪府大阪市阿倍野区王子町3-12-11

最寄り駅

阪堺電気軌道上町線 北畠駅

診療時間

午前
月~土 9:00~12:00
その他
月火水金 17:00~19:30
休診日
日・祝

特色・検査設備・日帰り手術等

健康診断 マイナンバーカード保険証

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リウマチ科について

リウマチ科は、関節、筋肉、骨などに関連する自己免疫疾患や炎症性疾患、膠原病を専門に扱う診療科です。その中でもとくに多い関節リウマチ(RA)を中心とした慢性疾患を扱い、関節の痛み、腫れ、こわばりなどの症状に対する診断と治療を行います。関節リウマチは、医療機関によっては内科や整形外科でも診療を行っていますが、リウマチ科として専門に診療を行っている医療機関もあります。

リウマチ性疾患の症状は多様で、全身に影響を及ぼすことがあり、内臓や皮膚、血管など他の臓器にも障害が見られることが少なくありません。そのため、リウマチ科では総合的な診療が求められます。リウマチ科が診療する主な疾患には、関節リウマチのほか、全身性エリテマトーデス(SLE)、強直性脊椎炎、シェーグレン症候群、ベーチェット病、血管炎などがあります。

こうした疾患は、自己免疫系が過剰に反応し、自分自身の組織を攻撃することで発症するものです。これにより、慢性的な炎症が起こり、関節や臓器が損傷を受けます。症状としては、関節の腫れや痛み、全身のだるさ、発熱、皮膚の異常など、様々なものがあります。放置すると関節の変形や臓器の機能障害につながるため、早期の診断と治療が大切です。

治療法としては、薬物療法が中心です。炎症を抑える非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)、免疫系を抑制する免疫抑制剤、ステロイドなどが使用されます。とくに、関節リウマチに対しては、疾患修飾性抗リウマチ薬(DMARDs)と呼ばれる薬剤が治療の要となります。これには関節リウマチの第一選択薬となるメトトレキサートなどが含まれ、病気の進行を遅らせる効果があります。

また、近年では、生物学的製剤やJAK阻害薬と呼ばれる新しい薬剤も登場しており、これらは免疫システムの特定の部分を標的とすることで、従来の治療法に比べて高い効果が期待されています。さらに現在では、個々の症例に適したオーダーメイド治療が注目されています。遺伝子解析やバイオマーカーの進展により、一人一人の疾患の進行具合や治療反応性をより正確に予測できるようになり、個別化された治療が可能になりつつあります。

このほか、リウマチ性疾患は慢性で難治性のものが多いことから、リウマチ科ではQOL(生活の質)を改善するため、専門的な治療に加え、運動療法や装具療法などのリハビリテーション、心理的サポートなどを行っている場合もあります。

大阪府大阪市阿倍野区について

大阪市阿倍野区は、大阪市の南部に位置し、歴史的な文化と近代的な都市機能が調和するエリアとして知られています。区内には、関西有数の繁華街である「天王寺・阿倍野」エリアがあり、日本一の高さを誇る超高層ビル「あべのハルカス」がシンボルとなっています。この地域はショッピングモールや百貨店、飲食店、映画館などが集まり、大阪市内外から多くの人々が訪れる活気ある街です。

その一方、区内には「阿倍野神社」や陰陽師・安倍晴明の誕生地とされる「安倍晴明神社」など神社仏閣が点在し、歴史や伝統文化も色濃く残る地域です。住宅地としても人気が高く、特に文の里や昭和町といったエリアは閑静な住宅街が広がり、ファミリー層や高齢者にも暮らしやすい環境が整っています。さらに、教育施設や医療機関が充実しており、安心して生活できる点も魅力です。

また、交通の利便性が非常に高く、大阪メトロ御堂筋線や谷町線、JR環状線、近鉄南大阪線などが区内を通り、大阪市中心部や奈良方面へのアクセスが良好です。阿倍野区は、歴史と文化、現代的な都市機能が融合し、生活の利便性と豊かさを兼ね備えた魅力的なエリアとなっています。