大阪府大阪市西区の健康診断対応の脳神経外科

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ともるクリニック

診療科目

形成外科 脳神経外科

住所

大阪府大阪市西区新町1-8-3 林四ツ橋ビル3F

最寄り駅

大阪市営地下鉄四つ橋線 四ツ橋駅

診療時間

午前
月火木金土 9:00~12:30(予約制)
午後
月火木金 13:30~17:30(予約制)
休診日
水・第2.4金・日

特色・検査設備・日帰り手術等

健康診断 オンライン診療 マイナンバーカード保険証

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脳神経外科について

脳神経外科は、脳や脊髄、末梢神経に関連する疾患の診断と外科的治療を専門とする診療科です。とくに、脳腫瘍や脳卒中など、神経系に対する外科手術が必要な病気に対処します。一方、脳神経内科は手術ではなく、薬物療法やリハビリテーションを通じて、脳や神経の機能障害を管理する科です。

たとえば、脳卒中後のリハビリや、パーキンソン病、アルツハイマー病、てんかんといった慢性的な神経疾患の管理は脳神経内科の領域です。ただし医療機関によってはこれらの疾患に関しても脳神経外科が診療担当している場合があり、病状が進行して手術が必要になった場合なども、脳神経外科が対応します。

脳神経外科でみられる症状としては、これまで経験したことのない激しい頭痛、突然の意識喪失、意識レベルの低下、片目または両目が突然見えなくなる、視野が欠ける、ものが二重に見える、歩行時にふらつく、などがあります。これらの症状は、命にかかわる脳や神経の病気が原因であることが多いため、早急に脳神経外科を受診する必要があります。さらに突然のけいれんや発作が起こった場合、てんかんなど脳の異常が疑われるため、早急な診断と治療が必要です。

脳神経外科が扱う主な疾患には、脳腫瘍や脳卒中(脳出血、脳梗塞 くも膜下出血)のほか、脳動脈瘤、脊髄腫瘍、脊椎の障害(椎間板ヘルニアや脊椎管狭窄症 等)などがあります。これらの疾患は、しばしば神経を圧迫したり、血流を阻害したりするため、外科的にその圧迫を取り除いたり、血管の修復を行ったりする治療を行います。

脳神経外科での検査では、主にMRIやMRA、CTといった画像診断が使用されます。これらの検査によって、脳や脊髄の異常を詳しく確認し、腫瘍や出血、血管の異常を発見します。血管造影検査は脳血管の状態を詳しく調べるために行われ、てんかんなどの神経機能異常には脳波検査が使用されます。

治療法としては、外科手術が中心です。脳腫瘍の摘出手術や、脳動脈瘤のクリッピング術、コイル塞栓術が行われ、脳出血の場合には出血を止めるための手術を行います。また、脊髄の手術では、神経の圧迫を解消して痛みやしびれを軽減します。脳神経外科は、命にかかわる深刻な疾患に迅速に対応し、患者様の生命と神経機能を守る重要な役割を担っています。

健康診断について

身体の異常を早期に発見し、その時点で予防や治療を行うことで、重症化を防ぐという目的で、各種検査を行っていくのが健康診断です。とくに自覚症状が出にくいとされる生活習慣病(糖尿病、高血圧、脂質異常症 等)は、病状を進行させやすく、動脈硬化を促進させます。それでも放置が続けば、脳血管障害(脳梗塞、脳出血 等)、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)など重度な合併症を発症するリスクが高くなり、命に影響することもあるので、注意が必要です。

健康診断には、種類がいくつかあります。その中の特定健診(特定健康診査)は、40~74歳の国民健康保険加入者を対象とした健診です。これは生活習慣病の早期発見を目的としたもので、その内容は動脈硬化を促進させるメタボリックシンドロームの判定をつけるための検査項目が揃っています。具体的には、問診、身体計測(身長、体重、BMI、腹囲)、身体診察、血圧測定、血液検査(脂質、肝機能、血糖またはHbA1c、腎機能 等)、尿検査(尿糖、尿蛋白)です。上記以外にも、医師が必要と判断した場合、心電図検査、眼底検査、貧血検査を行われることがあります。

このほか、企業と雇用契約を結んでいる労働者(従業員)は、事業者が実施する健康診断(一般健康診断、特殊健康診断 等)を受けなくてはなりません。

また上記はいずれも法律に基づいて行われる健康診断ですが、任意健診というのもあります。その種類には、人間ドックも含まれます。さらに健康診断を目的に各種検査を受けたい場合は、自費による健診となります。この場合の検査項目は、ご自身で選択することができます。その後の結果で、何らかの病気が発症していることが判明した場合は、その治療については保険診療となります。

大阪府大阪市西区について

大阪市西区は、大阪の中心部に位置し、商業・文化・居住の要素が融合したエリアです。その歴史は江戸時代にまで遡り、当時は問屋街や土佐藩や薩摩藩などの蔵屋敷が立ち並ぶ物流の拠点として栄えました。大阪湾に近い地の利を活かし、物資の集積地として重要な役割を果たしてきた西区は、大阪商人の活気を今に伝える地域としての基盤を築いています。九条や本田などの地域には、昔ながらの商店街が残り、昭和の面影を感じることができます。

近年では、再開発が進み、現代的な魅力も加わりました。オフィス街としても注目されており、多くの企業が集積する一方で、近年はタワーマンションの建設が進み、居住環境も整備されています。例えば、堀江や新町エリアは、若者や観光客に人気のカフェやブティックが集まり、洗練された雰囲気を醸し出しています。一方、京セラドーム大阪(大阪ドーム)は、バファローズの本拠地としてプロ野球の試合や大規模なコンサートが行われるランドマークで、西区を活気づける存在です。周辺には商業施設も充実しており、観光とエンターテインメントの拠点となっています。

また、西区には都会の中で自然を感じられる靭(うつぼ)公園があり、四季折々の花々や緑豊かな空間が訪れる人々を癒やします。公園内には国際大会も行われる靭テニスセンターがあり、スポーツ愛好者にも人気のスポットです。こうした歴史と現代性、自然と都市機能が調和する西区は、多様なライフスタイルを叶える魅力的なエリアとして評価されています。