京都府長岡京市西向日駅周辺の肛門科

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わかえ内科クリニック

診療科目

内科 外科 肛門科

住所

京都府向日市上植野町御塔道2-15

最寄り駅

阪急電鉄京都本線 西向日駅

特色・検査設備・日帰り手術等

健康診断 マイナンバーカード保険証

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肛門科について

肛門科は、肛門およびその周辺に発生する病気や不調を専門に診療します。最もよくみられる病気に痔疾患があります。痔疾患の代表的なものとしては、「痔核(いぼ痔)」、「裂肛(切れ痔)」、「痔瘻(じろう)」があります。「痔核」は肛門内外にできる血管の膨らみで、排便時の出血や痛みが主な症状です。「裂肛」は硬い便や排便時などに肛門が裂けて出血し、強い痛みを感じます。また「痔瘻」は肛門内と外の間にトンネル状の通路ができて、膿が溜まるなどした状態です。

これら以外にも、肛門周りに炎症を起こして膿がたまる「肛門周囲膿瘍」や、肛門の皮膚疾患、かゆみ、さらには便失禁(便のコントロールができない状態)なども肛門科で診療されます。

こうした症状や疾患に対する治療には、症状やその進行度合いによって、内科的治療もしくは外科的治療が行われます。内科的治療では、軟膏や座薬を使用し、痛みや炎症を抑えます。また、便を柔らかくする薬や食生活の改善を通じて、排便時の負担を軽減する治療なども行われます。外科的治療は、痔核の切除や痔瘻の手術など、症状が重い場合に行われます。とくに痔瘻や裂肛が慢性化した場合、外科的手術が必要になることが多くなっています。

肛門の疾患は、多くの人が経験する可能性があり、不快な症状を伴って、日常生活に大きな影響を与えることがあります。しかしデリケートな部位であるため、相談や受診が遅れがちな傾向にあります。放置していると重症化して、治療が難しくなったり、肛門の機能に障害が残ったりすることもありますので、お悩みがある場合は、早めに専門の先生にみてもらうのがよいでしょう。

京都府長岡京市について

京都府長岡京市は、京都市の南西に位置する市で、古代日本の歴史に深く根ざした地域です。長岡京市の名前の由来は、784年に桓武天皇が平城京から遷都した「長岡京」にあります。この遷都は平安京に移るまでの短期間でしたが、歴史的な意義が大きく、現在でも長岡宮跡や史跡公園などにその痕跡が残されています。

またしないには戦国時代の城郭である勝龍寺城があり、明智光秀の娘である玉子(細川ガラシャ)が細川忠興と婚礼を挙げた場所として知られています。戦国ロマンを感じさせる重要な史跡で、現在は復元された城郭が公園として整備されており、観光客や地元住民に親しまれています。

また、長岡京市は「竹の里」としても知られ、市内には豊かな竹林が広がっています。特に「乙訓(おとくに)の竹林」は全国的にも有名で、京都の伝統工芸である竹製品や筍(たけのこ)の生産地として地域に貢献しています。春には筍掘り体験が観光客に人気で、地元の味覚を楽しめるイベントも行われています。

交通の面では、市内をJR東海道本線や阪急京都線が通っており、京都市内や大阪へのアクセスが非常に良好です。市内では季節ごとに祭りやイベントも活発に行われており、長岡京市は歴史的価値、自然の美しさ、そして利便性に恵まれた、暮らしと観光が両立した魅力的な街といえるでしょう。