京都府長岡京市の胃カメラ(胃内視鏡)対応の消化器科

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菅田医院

診療科目

内科 消化器科 胃腸科 消化器内科 胃腸内視鏡内科

専門医資格・専門外来

消化器病専門医 消化器内視鏡専門医

住所

京都府長岡京市八条が丘1-8-2

最寄り駅

阪急電鉄京都本線 長岡天神駅

特色・検査設備・日帰り手術等

健康診断 マイナンバーカード保険証

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消化器科について

口から肛門までは、一本の長い管でつながっていますが、これを消化管といいます。消化管には、食道、胃、小腸、大腸などの器官が含まれます。さらに消化管による栄養の吸収などの働きをサポートする、胆のう、膵臓、肝臓等の臓器についての症状や病気についても診療の範囲となります。

対象となる疾患としては、逆流性食道炎、胃炎、胃・十二指腸潰瘍、過敏性腸症候群、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)、肝炎、胆石症、膵炎、胃がん、大腸ポリープ、大腸がんなどが挙げられます。

患者様がよく訴える症状としては、腹痛、嘔吐や吐き気、下痢、胸やけ、便秘、下血などです。これらの症状というのは、一過性のケースが多いのですが、消化管などの臓器に潰瘍や腫瘍、結石などがみられている可能性もあります。そのため検査が必要となれば、超音波検査(腹部エコー)、内視鏡検査(胃カメラ、大腸カメラ)、血液検査(肝機能や膵臓の状態、感染症の有無を確認する)、便潜血検査(便を採取し、血が混じっているかどうかを確認する)、CT、MRI等を行い、総合的に判断し、診断をつけていきます。

胃カメラについて

胃カメラとは、先端に小さなカメラが付いている細長い機器を鼻や口から挿入し、食道や胃、十二指腸の内腔の状態を観察する検査方法です。専用のカメラを使って胃の内部などをリアルタイムに映し出すことができるので、詳細な診断に役立てられます。

胃カメラで疑わしい組織が見つかったときは、組織の一部を採取して、顕微鏡で詳細を調べるといったことも可能です。この検査を定期的に受けておくことにより、胃がんなどを早期に発見できる確率が飛躍的に高まります。

胃カメラには、口から挿入する経口内視鏡と、鼻から挿入する経鼻内視鏡があります。このうち経口内視鏡は、外径が8~9㎜であり、経鼻よりも太めです。そのため、より高度な機能を持たせることができ、様々な治療や処置を行えます。経口内視鏡を挿入する際には喉に麻酔をかけます。患者様から要望があるときや、検査の必要性から鎮静薬を使用することもあります。口腔から挿入するため、嘔吐反射が起こりやすくなります。また、検査中は原則として会話ができません。

これに対し、経鼻内視鏡は、左右どちらかの鼻の穴から挿入していくのでチューブの径は約5~6㎜の細さとなっています。経口内視鏡のように検査時にチューブが舌の根に触れることがないので、嘔吐反射がみられることもほぼありません。そのため、苦痛を軽減するための鎮静剤を使用しなくても大丈夫です。検査中でも医師と会話することができますので、何らかの異常を感じたり、質問などがあれば、その場で医師に伝えることも可能です。

京都府長岡京市について

京都府長岡京市は、京都市の南西に位置する市で、古代日本の歴史に深く根ざした地域です。長岡京市の名前の由来は、784年に桓武天皇が平城京から遷都した「長岡京」にあります。この遷都は平安京に移るまでの短期間でしたが、歴史的な意義が大きく、現在でも長岡宮跡や史跡公園などにその痕跡が残されています。

またしないには戦国時代の城郭である勝龍寺城があり、明智光秀の娘である玉子(細川ガラシャ)が細川忠興と婚礼を挙げた場所として知られています。戦国ロマンを感じさせる重要な史跡で、現在は復元された城郭が公園として整備されており、観光客や地元住民に親しまれています。

また、長岡京市は「竹の里」としても知られ、市内には豊かな竹林が広がっています。特に「乙訓(おとくに)の竹林」は全国的にも有名で、京都の伝統工芸である竹製品や筍(たけのこ)の生産地として地域に貢献しています。春には筍掘り体験が観光客に人気で、地元の味覚を楽しめるイベントも行われています。

交通の面では、市内をJR東海道本線や阪急京都線が通っており、京都市内や大阪へのアクセスが非常に良好です。市内では季節ごとに祭りやイベントも活発に行われており、長岡京市は歴史的価値、自然の美しさ、そして利便性に恵まれた、暮らしと観光が両立した魅力的な街といえるでしょう。