京都府京都市伏見区伏見桃山駅周辺の胃カメラ(胃内視鏡)対応の消化器科
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西村医院
診療科目
内科 消化器科 小児科 消化器内科
専門医資格・専門外来
総合内科専門医 消化器病専門医 消化器内視鏡専門医
住所
京都府京都市伏見区東町198
最寄り駅
京阪電気鉄道京阪本線 伏見桃山駅
特色・検査設備・日帰り手術等
無料駐車場 健康診断 マイナンバーカード保険証
2024/9/2更新 詳しく見る
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消化器科について
口から肛門までは、一本の長い管でつながっていますが、これを消化管といいます。消化管には、食道、胃、小腸、大腸などの器官が含まれます。さらに消化管による栄養の吸収などの働きをサポートする、胆のう、膵臓、肝臓等の臓器についての症状や病気についても診療の範囲となります。
対象となる疾患としては、逆流性食道炎、胃炎、胃・十二指腸潰瘍、過敏性腸症候群、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)、肝炎、胆石症、膵炎、胃がん、大腸ポリープ、大腸がんなどが挙げられます。
患者様がよく訴える症状としては、腹痛、嘔吐や吐き気、下痢、胸やけ、便秘、下血などです。これらの症状というのは、一過性のケースが多いのですが、消化管などの臓器に潰瘍や腫瘍、結石などがみられている可能性もあります。そのため検査が必要となれば、超音波検査(腹部エコー)、内視鏡検査(胃カメラ、大腸カメラ)、血液検査(肝機能や膵臓の状態、感染症の有無を確認する)、便潜血検査(便を採取し、血が混じっているかどうかを確認する)、CT、MRI等を行い、総合的に判断し、診断をつけていきます。
胃カメラについて
胃カメラとは、先端に小さなカメラが付いている細長い機器を鼻や口から挿入し、食道や胃、十二指腸の内腔の状態を観察する検査方法です。専用のカメラを使って胃の内部などをリアルタイムに映し出すことができるので、詳細な診断に役立てられます。
胃カメラで疑わしい組織が見つかったときは、組織の一部を採取して、顕微鏡で詳細を調べるといったことも可能です。この検査を定期的に受けておくことにより、胃がんなどを早期に発見できる確率が飛躍的に高まります。
胃カメラには、口から挿入する経口内視鏡と、鼻から挿入する経鼻内視鏡があります。このうち経口内視鏡は、外径が8~9㎜であり、経鼻よりも太めです。そのため、より高度な機能を持たせることができ、様々な治療や処置を行えます。経口内視鏡を挿入する際には喉に麻酔をかけます。患者様から要望があるときや、検査の必要性から鎮静薬を使用することもあります。口腔から挿入するため、嘔吐反射が起こりやすくなります。また、検査中は原則として会話ができません。
これに対し、経鼻内視鏡は、左右どちらかの鼻の穴から挿入していくのでチューブの径は約5~6㎜の細さとなっています。経口内視鏡のように検査時にチューブが舌の根に触れることがないので、嘔吐反射がみられることもほぼありません。そのため、苦痛を軽減するための鎮静剤を使用しなくても大丈夫です。検査中でも医師と会話することができますので、何らかの異常を感じたり、質問などがあれば、その場で医師に伝えることも可能です。
京都府京都市伏見区について
京都府京都市伏見区は、歴史と伝統が息づくエリアでありながら、現代的な暮らしや産業が調和した地域です。伏見区は、京都市の南部に位置し、平安時代から続く歴史ある土地として知られています。特に、稲荷信仰の御本社である伏見稲荷大社は全国的にも有名で、多数の鳥居が連なる千本鳥居は、国内外の観光客を魅了しています。この神社は商売繁盛や五穀豊穣の神として信仰されており、地域のシンボル的存在です。
また、伏見区は「伏見の酒どころ」としても名高く、豊富な地下水と気候条件に恵まれたことから、日本酒の生産が盛んです。月桂冠や黄桜といった老舗酒造が軒を連ね、酒蔵見学や試飲が楽しめるスポットも多く存在します。この酒文化は、地域のアイデンティティの一部となっています。
さらに、伏見区には宇治川や鴨川などの豊かな水系が広がり、歴史的に水運の拠点としても栄えたほか、現代では自然環境にも恵まれています。これらの川沿いでは、季節ごとの美しい風景を楽しむことができます。交通面でも充実しており、JRや京阪電鉄、近鉄などの路線が通り、大阪や奈良へのアクセスが良好で、通勤・通学の利便性が高い点も特徴です。