愛知県北設楽郡設楽町のリハビリテーション科

リハビリテーション科について

リハビリテーション科は、何らかの理由で低下してしまった身体機能や運動能力の回復を図り、日常生活やスポーツ競技への復帰などを目指す診療科です。主に脳卒中などの病気や骨折などの怪我、各種手術の後、さらに神経疾患や心肺機能の低下などの際に、身体機能の改善を目的として各種の治療を行います。リハビリテーション科で行われる治療の種類としては、理学療法、作業療法、言語療法、装具療法などがあります。

理学療法には物理療法と運動療法があります。物理療法は温熱や電気、牽引、マッサージといった物理的エネルギーを利用した治療です。一方の運動療法は体を動かすことにより、衰えてしまった身体機能の回復・維持を図る治療です。また作業療法では、日常生活の動作や仕事に必要な能力を高めるための訓練を行い、言語療法では言語障害や嚥下（えんげ）障害に対して言葉の発声や飲み込みの訓練を行います。装具療法ではコルセットやカラーなどの補助装具や義肢を利用し、機能回復の支援をします。

一般的にリハビリテーション科には医師のほかに理学療法士、作業療法士、言語聴覚士など、複数の専門職が所属しており、一人一人に対しリハビリ計画、メニューを作成し、チームとしてリハビリテーションを行っていきます。

愛知県北設楽郡設楽町について

愛知県の北東部に位置し、東三河地域に含まれます。東は同じ北設楽郡に属する、東栄町と豊根村、西は豊田市、南は新城市、北は長野県と接しています。町内に鉄道は通っていませんが、路線バスは走っております。ただ町民の多くは主要都市へのスムーズな移動手段として、車を利用しています。

設楽町は山間部にある町で、森林が町の面積の9割近くを占めているといわれています。自然を存分に満喫できるエリアでもあり、紅葉の季節になると色鮮やかな山々を見ることができるとあって、多くの観光客がこの地を訪れます。また塩津温泉やキャンプ場もあるので、ゆったりとしたひとときを過ごしたい、雄大な自然の中でバーベキューや魚釣りなども楽しみたいというアウトドア好きの方々にとっても魅力的なスポットとなっています。

林業がさかんで、町内ではスギやヒノキの造林が行われ、それらは建築材として使われてきました。また山の幸でもある様々なキノコの生産もされており、干しシイタケなどは土産品としての人気が高いです。