神奈川県足柄下郡箱根町のリハビリテーション科

リハビリテーション科について

病気やケガ、あるいは手術後の患者様などを対象に、身体機能の改善や保持を目指していく診療科がリハビリテーション科です。医療機関で行われるリハビリテーション（通称：リハビリ）は、主に医学的リハビリテーションとなります。その中でも整形外科領域であれば運動器リハビリテーションになります。

なお運動器リハビリと一口にいいましても種類はいくつかあります。ひとつは理学療法です。これは運動をすることで身体機能の維持・改善を図る運動療法と、温熱や水圧、電気等、物理的な刺激を患部に加え、その生体反応を利用し、症状などをやわらげる物理療法があります。また作業療法というのもあります。これは日常生活動作（ADL：歩行、移動、食事、更衣、入浴、排せつ、整容 等、日常を不便なく過ごすために必要とされる最低限の動作）や仕事で必要とされる動作能力を高められるよう行われる訓練（トレーニング）のことをいいます。

上記以外にも、運動の補助として、義手や義足、車いす等の補装具を使用して、機能の回復をサポートしていく、義肢・装具療法というのがあります。

いずれにしてもリハビリの最中は、医師の指示を受けた、理学療法士や作業療法士が患者様に寄り添いながら日々の訓練をサポートしていきます。

神奈川県足柄下郡箱根町について

神奈川県足柄下郡箱根町は、箱根連山の山間に位置し、豊かな自然環境とともに、歴史や文化が色濃く息づいている町です。日本有数の温泉地として世界的にも知られ、国内外から多くの観光客が訪れています。箱根温泉郷は箱根湯本、強羅、芦之湯など複数の温泉地から構成され、それぞれ異なる泉質と風情が楽しめるのが魅力で、東京からも近く、温泉宿や日帰り温泉施設が充実しており、リラクゼーションの場として高い人気を誇ります。

江戸時代、東海道を通じて人や物資が行き来する要所であった箱根には関所が置かれ、厳格な監視が行われたことで知られています。現在では復元された関所跡が観光地として整備され、資料館や史跡を通じて当時の歴史を学ぶことができます。

箱根町のシンボル的存在である「芦ノ湖」では、四季折々の美しい景色とともに、遊覧船や釣りといったレジャーが楽しめます。湖畔には「箱根神社」や「九頭龍神社」があり、パワースポットとして人気となっています。箱根登山鉄道やロープウェイといった観光交通も充実しており、周辺の観光スポットを効率よく巡ることができます。

箱根町は芸術と文化の町としても知られ、「箱根彫刻の森美術館」や「ポーラ美術館」など、豊富な美術館や博物館が点在しています。これらの施設は自然との調和を重視した設計で、訪れる人々に感性を刺激する特別な体験を提供します。箱根町は伝統工芸「寄木細工」の産地としても知られており、細やかな職人技で知られ、箱根の土産物として親しまれています。