神奈川県中郡大磯町の胃カメラ(胃内視鏡)対応の消化器科

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簑島医院

診療科目

内科 消化器科 小児科 皮膚科 消化器内科

専門医資格・専門外来

消化器病専門医 消化器外科専門医 消化器内視鏡専門医 漢方専門医

住所

神奈川県中郡大磯町国府新宿402

特色・検査設備・日帰り手術等

無料駐車場 健康診断 マイナンバーカード保険証

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消化器科について

口から肛門までは、一本の長い管でつながっていますが、これを消化管といいます。消化管には、食道、胃、小腸、大腸などの器官が含まれます。さらに消化管による栄養の吸収などの働きをサポートする、胆のう、膵臓、肝臓等の臓器についての症状や病気についても診療の範囲となります。

対象となる疾患としては、逆流性食道炎、胃炎、胃・十二指腸潰瘍、過敏性腸症候群、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)、肝炎、胆石症、膵炎、胃がん、大腸ポリープ、大腸がんなどが挙げられます。

患者様がよく訴える症状としては、腹痛、嘔吐や吐き気、下痢、胸やけ、便秘、下血などです。これらの症状というのは、一過性のケースが多いのですが、消化管などの臓器に潰瘍や腫瘍、結石などがみられている可能性もあります。そのため検査が必要となれば、超音波検査(腹部エコー)、内視鏡検査(胃カメラ、大腸カメラ)、血液検査(肝機能や膵臓の状態、感染症の有無を確認する)、便潜血検査(便を採取し、血が混じっているかどうかを確認する)、CT、MRI等を行い、総合的に判断し、診断をつけていきます。

胃カメラについて

胃カメラとは、先端に小さなカメラが付いている細長い機器を鼻や口から挿入し、食道や胃、十二指腸の内腔の状態を観察する検査方法です。専用のカメラを使って胃の内部などをリアルタイムに映し出すことができるので、詳細な診断に役立てられます。

胃カメラで疑わしい組織が見つかったときは、組織の一部を採取して、顕微鏡で詳細を調べるといったことも可能です。この検査を定期的に受けておくことにより、胃がんなどを早期に発見できる確率が飛躍的に高まります。

胃カメラには、口から挿入する経口内視鏡と、鼻から挿入する経鼻内視鏡があります。このうち経口内視鏡は、外径が8~9㎜であり、経鼻よりも太めです。そのため、より高度な機能を持たせることができ、様々な治療や処置を行えます。経口内視鏡を挿入する際には喉に麻酔をかけます。患者様から要望があるときや、検査の必要性から鎮静薬を使用することもあります。口腔から挿入するため、嘔吐反射が起こりやすくなります。また、検査中は原則として会話ができません。

これに対し、経鼻内視鏡は、左右どちらかの鼻の穴から挿入していくのでチューブの径は約5~6㎜の細さとなっています。経口内視鏡のように検査時にチューブが舌の根に触れることがないので、嘔吐反射がみられることもほぼありません。そのため、苦痛を軽減するための鎮静剤を使用しなくても大丈夫です。検査中でも医師と会話することができますので、何らかの異常を感じたり、質問などがあれば、その場で医師に伝えることも可能です。

神奈川県中郡大磯町について

神奈川県の湘南地区に含まれ、その中では西部に位置します。南は相模湾に面し、東と北は平塚市、西は二宮町と接しています。町内はJR東海道線や湘南新宿ラインが通り、大磯駅から東京駅までは、東海道線で横浜駅なら40分程度、1時間を少し超える時間で到着します。ちなみにこの地は、江戸時代に宿場町として栄えました。そして明治時代は政界の方たちの別荘地が軒を連ねていたことから、「政界の奥座敷」と呼ばれていた頃もありました。

このように歴史もいろいろありますが、この町の魅力は自然に恵まれていることです。日本最古の部類に入るといわれる大磯海水浴場は、夏になると多くの人たちで賑わいをみせます。また相模湾を一望できるプリンスホテルに併設されている大磯ロングビーチは、波のプールやウォータースライダー、ダイビングなどが楽しめ、一大レジャーとして多くの観光客の人気スポットとなっています。

生活面に関してですが、自然を身近に感じながら落ち着いた雰囲気で暮らしたい人向けのエリアです。高齢者や子育て世代を支援する制度も揃っているので、様々な世代の住民がこの町を魅力と感じています。