神奈川県南足柄市の胃カメラ(胃内視鏡)対応の肛門科

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いのうえクリニック

診療科目

内科 胃腸科 外科 肛門科

専門医資格・専門外来

外科専門医 消化器外科専門医 消化器内視鏡専門医 大腸肛門病専門医 がん薬物療法専門医

住所

神奈川県南足柄市沼田97-1 ララミーマンション2F

最寄り駅

伊豆箱根鉄道大雄山線 相模沼田駅

診療時間

午前
月火水金土 9:00~12:00
午後
月火水金土 15:30~18:00
休診日
木・日・祝

特色・検査設備・日帰り手術等

無料駐車場 健康診断 マイナンバーカード保険証

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肛門科について

肛門科は、肛門およびその周辺に発生する病気や不調を専門に診療します。最もよくみられる病気に痔疾患があります。痔疾患の代表的なものとしては、「痔核(いぼ痔)」、「裂肛(切れ痔)」、「痔瘻(じろう)」があります。「痔核」は肛門内外にできる血管の膨らみで、排便時の出血や痛みが主な症状です。「裂肛」は硬い便や排便時などに肛門が裂けて出血し、強い痛みを感じます。また「痔瘻」は肛門内と外の間にトンネル状の通路ができて、膿が溜まるなどした状態です。

これら以外にも、肛門周りに炎症を起こして膿がたまる「肛門周囲膿瘍」や、肛門の皮膚疾患、かゆみ、さらには便失禁(便のコントロールができない状態)なども肛門科で診療されます。

こうした症状や疾患に対する治療には、症状やその進行度合いによって、内科的治療もしくは外科的治療が行われます。内科的治療では、軟膏や座薬を使用し、痛みや炎症を抑えます。また、便を柔らかくする薬や食生活の改善を通じて、排便時の負担を軽減する治療なども行われます。外科的治療は、痔核の切除や痔瘻の手術など、症状が重い場合に行われます。とくに痔瘻や裂肛が慢性化した場合、外科的手術が必要になることが多くなっています。

肛門の疾患は、多くの人が経験する可能性があり、不快な症状を伴って、日常生活に大きな影響を与えることがあります。しかしデリケートな部位であるため、相談や受診が遅れがちな傾向にあります。放置していると重症化して、治療が難しくなったり、肛門の機能に障害が残ったりすることもありますので、お悩みがある場合は、早めに専門の先生にみてもらうのがよいでしょう。

胃カメラについて

胃カメラとは、先端に小さなカメラが付いている細長い機器を鼻や口から挿入し、食道や胃、十二指腸の内腔の状態を観察する検査方法です。専用のカメラを使って胃の内部などをリアルタイムに映し出すことができるので、詳細な診断に役立てられます。

胃カメラで疑わしい組織が見つかったときは、組織の一部を採取して、顕微鏡で詳細を調べるといったことも可能です。この検査を定期的に受けておくことにより、胃がんなどを早期に発見できる確率が飛躍的に高まります。

胃カメラには、口から挿入する経口内視鏡と、鼻から挿入する経鼻内視鏡があります。このうち経口内視鏡は、外径が8~9㎜であり、経鼻よりも太めです。そのため、より高度な機能を持たせることができ、様々な治療や処置を行えます。経口内視鏡を挿入する際には喉に麻酔をかけます。患者様から要望があるときや、検査の必要性から鎮静薬を使用することもあります。口腔から挿入するため、嘔吐反射が起こりやすくなります。また、検査中は原則として会話ができません。

これに対し、経鼻内視鏡は、左右どちらかの鼻の穴から挿入していくのでチューブの径は約5~6㎜の細さとなっています。経口内視鏡のように検査時にチューブが舌の根に触れることがないので、嘔吐反射がみられることもほぼありません。そのため、苦痛を軽減するための鎮静剤を使用しなくても大丈夫です。検査中でも医師と会話することができますので、何らかの異常を感じたり、質問などがあれば、その場で医師に伝えることも可能です。

神奈川県南足柄市について

南足柄市は神奈川県の西部に位置する小田原市に隣接する市で、箱根山の北東側に広がっています。北部は丹沢山地があり、相模湾のある南から温暖な海風が吹き込むため、年間を通して温暖な地域となっています。市内を流れる狩川や酒匂川の清流が美しい景観を形作っており、自然を楽しめるスポットが豊富で、ハイキングやアウトドアレジャーを愛する人々に人気があります。また静岡県との県境に位置する金時山の登山口があり、山頂からは富士山や相模湾の絶景が望めることでも知られています。

この金時山は、童話や童謡などでも知られた坂田金時、通称「金太郎」に由来し、南足柄市は金太郎が生まれた場所として、様々な伝説も残っています。伝説にちなんだ観光ルートや、毎年行われる足柄金太郎まつりなどがあり、金太郎は地域の人々に愛される存在として根付いています。

また南足柄市は「水のまち」としても知られ、豊かな水資源を活かして発展してきました。「全国水源の森百選」や「全国水の郷百選」にも認定されています。こうした水を生かし、稲作やなどの栽培も行われています。またこの地で育てられ、一定の基準を満たした指定生産農場にて、検査に合格した牛は、「足柄牛」としてブランド化されています。