東京都広尾駅周辺の在宅医療・訪問診療対応の精神科
全1件中、1~1件を表示
南麻布結び皮ふ科形成外科
診療科目
精神科 小児科 形成外科 皮膚科 アレルギー科 小児皮膚科 美容皮膚科
専門医資格・専門外来
皮膚科専門医アレルギー科 形成外科 小児皮膚科 皮膚科 美容皮膚科 訪問診療
住所
東京都港区南麻布4-11-30 南麻布渋谷ビル6F
最寄り駅
東京メトロ日比谷線 広尾
住所・最寄り駅
東京都港区南麻布4-11-30 南麻布渋谷ビル6F 東京メトロ日比谷線 広尾
診療時間
午前 月~日 10:00~12:30(予約制/要電話確認) 午後 月~金 14:00~18:00 土日 14:00~17:00 (予約制/要電話確認) その他 火木 20:00~21:45(予約制/要電話確認) 休診日 祝
全1件中、1~1件を表示
精神科について
精神科は、心の不調を専門的に治療する診療科です。たとえば、気分が落ち込んでやる気が出ない、集中力が続かない、眠れない、食欲がない、不安や恐怖感が強い、人とのコミュニケーションがうまくいかない、などの症状が続くときは、我慢せずに、精神科医に相談することで有効となるケースもあります。
精神科では、様々な精神疾患の診療を行っています。気分の落ち込み、興味や喜びの喪失、食欲不振、不眠などの症状が現れる「うつ病」、躁状態とうつ状態を繰り返す「双極性障害」の気分障害をはじめ、不安や恐怖が強く、日常生活に支障が出てしまう「不安障害」、ストレスとなる出来事によって、心身に不調が現れる「適応障害」があります。そのほか、幻覚や妄想などの症状が現れ、思考や行動が混乱する「統合失調症」、幼少期から発達に偏りがあり、社会生活に困難が生じる「発達障害」も含まれます。ほかにも睡眠障害や摂食障害なども診療範囲とされ、その領域は多岐にわたっています。
そうした疾患に対し、精神科では薬物療法や精神療法、集団精神療法、家族療法、作業療法など、様々なアプローチがあり、これらを組み合わせるなどして、治療を行っていきます。
「薬物療法」では、抗うつ薬、抗不安薬、睡眠薬、抗精神病薬など、症状の改善を目的として薬を処方します。「精神療法」では、患者様と医師が面談を行い、心の問題を解決していきます。種類としては認知行動療法、対人関係療法などがあります。「集団精神療法」では、同じような悩みを持つ患者様同士がグループで話し合い、互いに支え合いながら回復を目指していきます。「家族療法」では、家族を交えて話し合い、患者様を支える体制を作っていきます。「作業療法」では仲間と一緒にレクリエーションや創作活動を行い、社会生活スキルを高めます。
精神科と似たイメージのものとして心療内科がありますが、精神科は心の症状を見るのに対し、心療内科は様々なストレスをきっかけとして、現れる身体の症状を中心にみるという違いがあります。両方の診療を行っているクリニックもありますので、確認してみましょう。
精神科は、本来、患者様ご本人が受診しなければなりませんが、もしご本人が精神科の受診を拒んでいる場合、まずご家族が医師に相談したり、カウンセリングを受けたりすることが可能なクリニックもあります。詳しくは各医療機関にご確認ください。
在宅医療・訪問診療について
在宅医療とは、病気や怪我、または加齢によって通院が困難になった方の自宅や施設に医師が訪問し、診療を行う医療サービスです。高齢化社会の進展に伴い、通院が困難な方が増えているため、在宅医療のニーズは高まっています。
在宅医療には「訪問診療」と「往診」があります。「訪問診療」では、医師が事前に決めた日時、基本的には週2回ほど、患者様の自宅を定期的に訪問し、診察、検査、薬の処方、その他必要な医療行為を行うものです。訪問診療は計画的な医療であり、対象となる方の状態を継続的に把握し、悪化する前に対応できるというメリットがあります。一方で急な病状の変化や、夜間・休日などの緊急時には「往診」が行われます。これは本人や家族からの要請を受けて、医師が臨時に自宅に訪問し診察などを行うものです。
在宅医療の対象となる方は、年齢、性別、病気の種類や介護度を問わず、「通院が困難な方」であれば誰でも対象となります。たとえば、高齢で体力が衰えて通院が困難な方、寝たきりの方、重い後遺症を抱えている方、がんなどの治療や緩和ケアを自宅で行いたい方、認知症などで通院が難しい方などがあげられます。高齢の型だけでなく、小児で難病を抱えるお子様なども対象となります。具体的な疾患の例としては、脳血管障害の後遺症、認知症、骨関節疾患、末期がん、慢性呼吸不全、慢性心不全、慢性腎不全、褥瘡など、様々な病気があげられます。
在宅医療では、診察や薬の処方だけでなく、様々な医療サービスを提供することができます。 現在では医療機器の小型化や技術の進歩で、点滴、経管栄養、中心静脈栄養、酸素療法、人工呼吸器の管理、レントゲン撮影など、入院と同じような医療行為も自宅で受けられるようになっています。また褥瘡(床ずれ)の処置や認知症の方へのケア、痛みの緩和ケアなど、患者様の状況に合わせた医療を提供することが可能です。急に症状が悪化した場合など、必要であれば、入院の手配なども速やかに行います。
在宅医療の出張エリアに関してですが、訪問診療は、医療機関から16km圏内で行うことが決められています。緊急時の対応を考えると、あまりに遠い医療機関では、いざという時にすぐに来てもらうことが難しい場合があるので注意が必要です。
在宅医療のメリットは、住み慣れた自宅などで、自分のペースで、家族やペットに囲まれながら療養生活を送ることができる点です。入院による環境の変化や生活リズムの乱れがなく、精神的な負担を軽減できる効果も期待できます。在宅医療を検討する場合は、病院の主治医、かかりつけのクリニックの医師、ケアマネジャー等に相談すれば適切な訪問診療クリニックを紹介してもらえますし、自分で訪問診療を行っているクリニックをネット等で調べ、直接申し込むことも可能です。