東京都京王競馬場線沿線の乳がん検診対応の婦人科
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吉田産婦人科クリニック
診療科目
産科 婦人科
専門医資格・専門外来
産婦人科専門医 漢方専門医更年期専門外来(女性) 子宮癌・乳癌外来 児童・思春期専門外来 女性専門外来 性病検査 東洋医学漢方専門外来
住所
東京都渋谷区幡ケ谷3-74-10
最寄り駅
京王電鉄京王線 笹塚
住所・最寄り駅
東京都渋谷区幡ケ谷3-74-10 京王電鉄京王線 笹塚
診療時間
午前 月~木土 9:00~12:00 午後 月~木 14:00~18:00 その他 休診日 金・日・祝
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婦人科について
婦人科は、思春期、妊娠・出産期、更年期といった女性のライフサイクル全般において、女性の心身の健康をサポートする、女性にとって身近な存在の診療科です。主に女性の生殖器やホルモンに関連する健康問題の診療を行い、月経や更年期に関する悩みなど、女性特有の症状や病気を幅広く扱います。
婦人科でよくみられる症状としては、月経痛、月経不順、過多月経、不正出血などの月経異常、おりものの色や状態の変化、臭い、量の変化などのおりもの異常等があります。扱われる疾患としては、子宮筋腫、子宮内膜症、子宮頸がん、子宮体がんなどの子宮の病気、卵巣のう腫、卵巣がんなどの卵巣の病気のほか、クラミジア、淋病、トリコモナス膣炎などの性感染症、子宮脱、膣脱など骨盤臓器脱といったものがあります。
また、ホットフラッシュ、のぼせ、ほてり、イライラするといった精神的な症状などがみられる更年期障害、ピルの処方など避妊相談、さらに妊娠・出産自体は産科の領域となりますが、妊娠を希望する女性の不妊治療も行うのも婦人科の領域となります。
婦人科の診察では、問診、触診、内診などを行います。内診は、膣に指や器具を入れて子宮や卵巣の状態を調べる診察で必要が認められれば行われます。そのほか超音波検査(エコー)、血液検査、細胞診、ホルモン検査などの検査が行われる場合もあります。
婦人科では、疾患や症状の種類、重症度など、一人一人に応じた診療が行われます。たとえば更年期障害の治療ではホルモン補充療法が用いられることがあります。性感染症では抗菌薬や抗ウイルス薬などの薬物治療が行われます。また、月経痛や子宮内膜症に対しては、痛みを和らげる薬の使用やホルモン療法が行われます。
婦人科というと受診のハードルが高いというイメージがあるかもしれませんが、婦人科の病気を放置していると、重症化して治癒に時間がかかってしまったり、不妊症になるリスクが高まったりしてしまいます。婦人科では医師が患者様の状態や希望に配慮した診察を行い、丁寧な説明もしていきます。
女性が生涯にわたって健康を維持していく上で、婦人科はとても大切な役割を担っています。症状が軽くても、気になることや不安なことがあれば、気軽に相談してみましょう。 定期的な婦人科検診も、早期発見・治療のために重要です。
乳がん検診について
乳がんの早期発見、早期治療を目的に行われる検査になります。日本人女性では最も罹患しやすいがんでもあります。なお各自治体では、成人女性向けに乳がん検診を行っています。年齢によって対象者は異なりますが、比較的安価な費用で受けられるので、ぜひご活用ください。
乳がん検診で行われる主な検査項目ですが、マンモグラフィと乳房超音波検査があります。マンモグラフィは40歳以上の女性に有効とされる検査で、X線撮影になります(放射線量はごくわずか)。乳がんだけでなく、良性の線維腺種、葉状腺腫、嚢胞などの有無や状態を調べるのにも適しています。検査方法ですが、乳房を検査台に載せ、それを挟みながら圧迫しての撮影となるので痛みが出ることもあります。これが月経前だと乳房が張るようになるので、さらに痛みに敏感になっていることも考えられます。触診では発見するのが困難とされる小さな乳がんも微細な石灰画像等として写し出されるようになります。
乳房超音波検査については、乳がん検診を受ける30代までの女性に有効とされる検査です。マンモグラフィでは、30代以下は乳腺が発達している状態なので乳房全体が白く見えるなど乳がんを発見しにくいということがあります。この場合、乳腺は白く、がんは黒く写るようになります。また放射線を使用しないので被ばくのリスクはないです。そのため妊娠中でも検査が可能ですし、検査中に痛みを感じることもありません。
なお視触診については、上記の画像検査だけでも十分に診断がつけられることから、現在は必要な検査とはなっていません。