東京都小笠原村の睡眠時無呼吸症候群外来対応の眼科

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小笠原村 母島診療所

診療科目

内科 精神科 小児科 外科 整形外科 皮膚科 産婦人科 眼科 耳鼻咽喉科

専門医資格・専門外来

ニコチン依存症外来(禁煙外来) 睡眠時無呼吸症候群専門外来

住所

東京都小笠原村母島字元地

最寄り駅

 

住所・最寄り駅

東京都小笠原村母島字元地  

診療時間

午前 月~金 8:30~11:00 午後 水 13:30~15:30 その他 休診日 土・日・祝

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眼科について

眼科は、目の病気や視力に関する問題を診断・治療する専門の診療科です。目は外界からの情報の大部分を受け取る感覚器官ですので、視力に問題が生じると日常生活に大きな支障をきたしてしまいます。そのため何か目に異常を感じたら、早めに眼科を受診することが大切です。

眼科で診療を行う代表的な症状としては、視力低下、目の痛み、かすみ目、充血、涙が出る、目が乾く、まぶしいと感じるなどがあります。近年では、パソコンやスマートフォンの長時間使用による影響も少なくありません。これらの症状が続く場合や、急激な視力の低下があった場合には、速やかに眼科を受診しましょう。

眼科で扱う主な疾患としては、屈折異常、白内障、緑内障、網膜疾患、結膜炎、ドライアイなどがあります。屈折異常には近視、遠視、乱視、老眼が含まれ、眼鏡やコンタクトレンズ、場合によっては屈折矯正手術などで視力を矯正します。白内障は水晶体が濁ることで視界がぼやける病気です。日常生活に支障があれば、手術によって濁った水晶体を取り除き、人工レンズを挿入します。緑内障は視神経にダメージを与える病気で、放置すると失明するリスクがあり、早期発見、早期治療が大切です。

治療に当たって眼科では様々な検査を行います。検査の種類としては、視力検査、眼圧測定、細隙灯顕微鏡検査、視野検査、眼底検査、さらにOCT(光干渉断層計)検査、蛍光眼底造影検査などがあります。また治療法としては点眼薬や内服薬、注射薬による薬物治療、レーザー治療、手術などがあります。

眼科治療は日々進化しています。網膜をはじめとする眼底(眼球の奥)の病変部(網膜剥離や裂孔)にレーザー光線を照射して焼き固めることによって、病気の進行を抑制するレーザー光凝固術や、糖尿病網膜症などに対する抗VEGF抗体の硝子体内注射といった治療が行われるようになっています。また、白内障や緑内障の手術は、入院せず日帰りで行われることが一般的となっています。

眼科の疾患の中には、緑内障のように、初期には症状にあまり気づかないものの、気がついた時には進行しており、失明のリスクが高まっているというものもあります。見え方に異常を感じたときは早めに眼科を受診することが大切です。また40歳を過ぎたら、定期的に眼科検診を受けるようにしましょう。

東京都小笠原村について

東京都小笠原村は、日本本土から約1,000km南に位置する小笠原諸島を含む地域です。この村は、父島や母島を中心に約30の島々で構成されており、日本の最東端・最南端である南鳥島及び沖ノ鳥島も含んでいます。人口は約2500人で、父島と母島以外は基本的に無人島です。

最大の特徴は、その独特な自然環境で、小笠原諸島は「東洋のガラパゴス」とも称されるほど数多くの固有種が存在し、その生態系の多様性と独自性で知られています。このため、2011年にはユネスコの世界自然遺産に登録されました。島々には熱帯性の植物や動物が豊富に生息し、中には日本ではここでしか見られない種も多くあります。

また、小笠原村は歴史的にも興味深い場所です。江戸時代に日本に編入されましたが、開拓が進んだのは明治時代以降です。太平洋戦争中は戦略的な要地として利用され、戦後は一時アメリカに占領されていましたが、1968年に返還されました。

現在の小笠原村は、自然観光が主要な産業となっています。ホエールウォッチングやダイビングが人気で、透明度の高い海や美しいサンゴ礁が訪れる人々を魅了します。アクセスは本土からフェリーで約24時間かかるため、気軽に行ける場所ではありませんが、その隔絶された環境が豊かな自然と静けさを保っています。