東京都新島村の産婦人科

産婦人科について

産婦人科は、妊娠・出産に関することと、子宮や卵巣の病気の治療の両方に対応している診療科です。妊娠から出産に至るまでのケアを行うだけでなく、女性特有の病気についても対応します。

産科領域では、妊娠の有無の確認、定期的な妊婦健診、妊娠中に見つかった病気への対応、出産後のフォローアップなどが中心となります。妊娠の可能性がある方に対して、これまでの月経周期や月経の状態、最終月経のあった日、妊娠の初期症状の有無などを確認し、必要に応じてエコー検査や内診、血液検査などを追加します。

そして、妊娠が確認された後は、定期的に妊婦健診を行い、お腹の赤ちゃんの育ち具合などを確認していき、妊娠から９～10カ月後に出産となります。産婦人科では、妊娠前の相談から出産まで総合的にサポートいたします。

また、婦人科領域では、月経時の痛み、不正出血、更年期症状、子宮筋腫、卵巣腫瘍、子宮頸がん、子宮体がん、乳がんなどの治療を行います。このうち子宮頸がんは比較的に若い年代で発症することも多いので、30歳を過ぎたころから、産婦人科で子宮頸がん検診を受けるようにしてください。また、50歳前後の方は更年期症状が起こりやすくなります。この年代でホットフラッシュや精神症状、不眠などがみられたときも、産婦人科で対応いたします。

東京都新島村について

伊豆諸島の中にある村になります。東京からは南に約160km離れた位置にあり、新島本島とすぐ近くにある式根島も含まれます。新島にある羽伏浦海岸は、白い砂浜が美しく、サーフィンの名所としても知られています。また新島には3ヵ所の温泉があり、24時間無料で入れる場所もあります。また新島村は漁業が盛んで、特産品として「くさや」があります。独特な臭いはするものの、好きな人にはクセになる味わいといわれています。

このように美しい自然を満喫するべく、本土からも多くの観光客がこの地を訪れます。また同島は、コーガ石（抗火石）が多く採れます。この石は、軽くて水に浮く素材でのこぎりでも簡単に切れるものの、高温に耐え、防音や耐震性に優れることから家屋や石材工芸などに使用されます。

また同村は、島民同士の結びつきが強く、伝統行事や祭りもよく行われておりますが、これらは人々の暮らしに深く根付いています。