東京都豊島区巣鴨駅周辺のリウマチ科

リウマチ科について

リウマチ性疾患とは、骨、関節、筋、靱帯などの運動器で、腫れや痛み（疼痛）などの症状がみられる病気を総称した呼び名になります。具体的には、関節リウマチをはじめ、全身性エリテマトーデス (SLE)、強直性脊椎炎、乾癬性関節炎、線維筋痛症、痛風、全身性強皮症、脊椎関節炎などが対象疾患として挙げられます。

なお当診療科を受診する患者様の多くは、関節リウマチの症状を訴えています。これは自己免疫疾患のひとつでもありますが、中高年世代の女性に発症しやすいのも特徴です。よくみられる症状は、関節の腫れや痛み、朝起床した際の手のこわばりなどです（手・足の指で起きやすく、肘・膝、足首等でみられることもある）。その後、関節の炎症や腫れが進むと破壊や変形に至ることもあります。関節症状以外では、リウマイド結節、発熱、全身の倦怠感、眼症状（目の炎症）、貧血などの症状がみられるようになります。

何らかのリウマチ性疾患が疑われる場合は、血液検査（RF、抗CCP抗体、CRP等の数値を調べる）、画像検査（X線撮影、超音波検査、MRI 等）、関節液検査、尿検査等を行うなどして診断をつけていきます。治療が必要となれば、薬物療法やリハビリテーション（理学療法 等）、生活習慣の改善などの保存療法が行われます。なお関節破壊などが進んでいる場合は、手術療法が選択されます。

東京都豊島区について

多彩な文化と利便性を誇る活気あるエリアです。主要駅の池袋周辺には商業施設が集まり、百貨店や大型書店、シネマコンプレックスが並んでいます。サンシャインシティにまで足を延ばすと、水族館やプラネタリウムも楽しめます。池袋は中国・台湾などのアジア文化が色濃く、国際的な雰囲気もあります。一方、区内には目白や雑司が谷といった閑静な住宅街も広がり、落ち着いた環境も魅力です。文化面では、長年「マンガ・アニメの聖地」として親しまれてきたことから、2020年には「としまアニメの聖地」宣言がなされ、関連イベントも充実しています。また、豊島区は子育て支援や地域コミュニティの強化にも力を入れており、暮らしやすさにも定評があります。このように、歴史と現代、にぎわいと静けさが調和する多面的な街となっています。