千葉県安房郡鋸南町保田駅周辺の神経内科

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鋸南やまだ内科

診療科目

内科 神経内科

専門医資格・専門外来

神経内科専門医

住所

千葉県安房郡鋸南町保田28-1

最寄り駅

JR内房線 保田

住所・最寄り駅

千葉県安房郡鋸南町保田28-1 JR内房線 保田

診療時間

午前 月~土 9:00~12:00 午後 月水金 14:00~17:30 その他 休診日 第5木・日・祝

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神経内科について

神経内科は、脳、脊髄、神経、筋肉といった体の司令塔である神経系に起こる様々な病気を扱う診療科です。現在は、より診療内容に即して「脳神経内科」としている医療機関もあります。具体的には、運動機能(体を動かす)、感覚機能(感じる)、自律神経機能(呼吸、循環、体温調節 など)、高次脳機能(考える、記憶する)などに障害が生じた際に、その原因を診断し治療を行います。

当診療科での受診を検討した方がよい主な症状としては、頭痛、しびれ、めまい、ふらつき、歩行障害、手足の脱力や硬直、ろれつが回らない、ものが二重に見える、むせる、ひきつけ、意識障害、物忘れなどがあります。これらの症状は、脳卒中、認知症、パーキンソン病、てんかん、多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症、重症筋無力症、頭痛、末梢神経障害など、様々な病気が原因で引き起こされている可能性があります。

神経内科の治療に当たっては、まず、問診や神経学的検査、さらにMRIやCTなどの画像検査、脳波検査、筋電図、神経伝導検査、髄液検査などの検査が行われます。神経学的検査とは、脳神経、末梢神経、筋力、協調運動、感覚などの状態を調べるもので、医師が直接患者様の状態を観察し、脳や神経の機能を評価します。反射のチェックや、筋力・感覚の検査、運動の調整能力を確認するなど、問診や画像診断だけでは判断できない、神経系の細かな異常を見つけることができるのが特徴です。これらの検査を通して、病気の原因を特定し、適切な治療法を選択します。

治療法は、病気の種類や症状の程度によって異なりますが、薬物療法、リハビリテーション、手術などがあります。たとえば、脳卒中の場合、血栓を溶かす薬や外科的手術が必要になることがあります。パーキンソン病にはドーパミン補充療法が有効とされ、てんかんには抗てんかん薬が処方されます。また、多発性硬化症などの自己免疫疾患には、免疫抑制剤やステロイド剤が用いられます。

近年では、神経内科領域における研究は目覚ましく進歩しており、認知症に関する薬が登場するなど、新しい治療法も次々と開発されています。また、神経内科は全身に関わる科であり、他の診療科とも連携を取りながら、診療が進められる場合もあります。

千葉県安房郡鋸南町について

千葉県安房郡鋸南町は、房総半島の南西部に位置し、東京湾に面した自然豊かな町です。その名の通り、鋸の歯のように険しい稜線を持つ鋸山(のこぎりやま)が町のシンボルであり、歴史や自然を楽しめる観光地として多くの人々を引きつけています。鋸山には、日本最大級の石仏「大仏(薬師瑠璃光如来)」をはじめ、切り立った崖の展望台「地獄のぞき」などがあり、圧巻の景色を堪能できます。山一帯は「日本寺」の境内地で、歴史的・宗教的な見どころが豊富です。

鋸南町は花の町としても知られ、春には「保田川の頼朝桜」が見事な景観を作り出します。また、秋から冬にかけては「水仙ロード」で可憐な水仙の花が咲き誇り、穏やかな風景を楽しむことができます。花と海に囲まれた風光明媚な環境は、訪れる人々に癒しを提供します。

さらに、鋸南町の歴史は石材産業と深く結びついています。江戸時代から続く「房州石」の採石場として栄え、鋸山周辺には当時の採石場跡が残されています。この石は東京の建築物や防波堤などにも使用されており、地域の発展に寄与しました。

また鋸南町は「日本初の海水浴場」の一つとしても知られています。明治時代に欧米文化の影響で海水浴が流行し、この地がその先駆けとなりました。保田第一海水浴場 は明治22年(1889年)、夏目漱石が海水浴を楽しんだことでも知られています。現在でも町内には美しい海岸が点在し、マリンスポーツや家族連れの海水浴に最適な環境が整っています。