千葉県長生郡長生村八積駅周辺のリウマチ科

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南洲会長生クリニック

診療科目

内科 外科 整形外科 リウマチ科 リハビリテーション科 麻酔科 ペインクリニック外科

専門医資格・専門外来

整形外科専門医 麻酔科専門医 循環器専門医 リハビリテーション科専門医 リウマチ専門医

住所

千葉県長生郡長生村七井土1678-1

最寄り駅

JR外房線 八積駅

診療時間

午前
月水 9:00~19:00 火木金土 9:00~17:00 (受付時間/科目毎時間・曜日あり)
休診日
日・祝・年末年始

特色・検査設備・日帰り手術等

無料駐車場 マイナンバーカード保険証

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リウマチ科について

リウマチ科は、関節、筋肉、骨などに関連する自己免疫疾患や炎症性疾患、膠原病を専門に扱う診療科です。その中でもとくに多い関節リウマチ(RA)を中心とした慢性疾患を扱い、関節の痛み、腫れ、こわばりなどの症状に対する診断と治療を行います。関節リウマチは、医療機関によっては内科や整形外科でも診療を行っていますが、リウマチ科として専門に診療を行っている医療機関もあります。

リウマチ性疾患の症状は多様で、全身に影響を及ぼすことがあり、内臓や皮膚、血管など他の臓器にも障害が見られることが少なくありません。そのため、リウマチ科では総合的な診療が求められます。リウマチ科が診療する主な疾患には、関節リウマチのほか、全身性エリテマトーデス(SLE)、強直性脊椎炎、シェーグレン症候群、ベーチェット病、血管炎などがあります。

こうした疾患は、自己免疫系が過剰に反応し、自分自身の組織を攻撃することで発症するものです。これにより、慢性的な炎症が起こり、関節や臓器が損傷を受けます。症状としては、関節の腫れや痛み、全身のだるさ、発熱、皮膚の異常など、様々なものがあります。放置すると関節の変形や臓器の機能障害につながるため、早期の診断と治療が大切です。

治療法としては、薬物療法が中心です。炎症を抑える非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)、免疫系を抑制する免疫抑制剤、ステロイドなどが使用されます。とくに、関節リウマチに対しては、疾患修飾性抗リウマチ薬(DMARDs)と呼ばれる薬剤が治療の要となります。これには関節リウマチの第一選択薬となるメトトレキサートなどが含まれ、病気の進行を遅らせる効果があります。

また、近年では、生物学的製剤やJAK阻害薬と呼ばれる新しい薬剤も登場しており、これらは免疫システムの特定の部分を標的とすることで、従来の治療法に比べて高い効果が期待されています。さらに現在では、個々の症例に適したオーダーメイド治療が注目されています。遺伝子解析やバイオマーカーの進展により、一人一人の疾患の進行具合や治療反応性をより正確に予測できるようになり、個別化された治療が可能になりつつあります。

このほか、リウマチ性疾患は慢性で難治性のものが多いことから、リウマチ科ではQOL(生活の質)を改善するため、専門的な治療に加え、運動療法や装具療法などのリハビリテーション、心理的サポートなどを行っている場合もあります。

千葉県長生郡長生村について

千葉県内では唯一の村で長生郡に属し、千葉県東部の外房地域に位置します。東は太平洋に面しており、北は白子町、西は茂原市、南は睦沢町や一宮町と接しています。

農業がさかんな地域でもあります。なかでも、長生とながいきをかけた「長生(ながいき)トマト」は、リコピンの含有量が豊富で、酸味と甘みのバランスが絶妙とされる人気の特産品です。また米(コシヒカリ)も作られていますが、作るにあたっては水田にアイガモのヒナを離して、雑草や害虫を食べてもらうアイガモ農法を取り入れています。これはできるだけ農薬を使わない方法でもあり、稲とアイガモの両方を育てていく手法でもあります。また海にも恵まれていますので、海産物も豊富です。ふるさと納税の返礼品には、ズワイガニ、カキ、数の子、金目鯛などを見ることができます。

このように自然環境に恵まれた土地に魅力を感じるのはもちろん、子育て世代を支援する制度も充実しています。具体的には、高校3年生までを対象とした医療費助成をはじめ、児童手当の制度内容の拡大などファミリー層にとって暮らしやすい環境も整っています。