千葉県富津市青堀駅周辺の小児歯科

小児歯科について

小児歯科は通常、乳児から思春期までのお子様の歯や口腔に関する診療を専門に行う診療科です。診療内容は一般の歯科と基本的には同じですが、お子様の成長段階にある歯の治療に特化している点が大きく異なります。お子様の歯は乳歯から永久歯に生え変わる成長過程にあり、顎や顔の発達にも影響するため、一般的な虫歯治療にとどまらず、歯の成長や発育に関する診療や相談、歯並び等のチェックも行います。

またお子様の歯は大人の歯との違いもありますので、それについて理解し、配慮した治療を行うのも小児歯科の役割となります。たとえばお子様の歯は、エナメル質や象牙質が未熟で柔らかく、虫歯になると進行が早く、奥まで達しやすいという特徴があります。また通常、大人の場合、虫歯は茶色や黒色をしていますが、お子様の虫歯は白っぽく、見つけづらくなっています。さらにお子様の場合、痛みを感じにくいということがあり、治療が遅れるといったこともあります。

こうしたことを踏まえ、虫歯予報のための指導やケアの実施、将来の永久歯への影響を考慮した治療などを行っていきます。具体的には、予防としては定期的な歯科検診や適切な歯磨き指導の実施、フッ素塗布やシーラント（歯の溝を保護する樹脂）といった予防の処置などを行います。将来を踏まえては、歯並びと噛み合わせの早期チェックを行い、矯正治療が必要になる可能性がある場合、それぞれに合わせ適切な治療計画を立てていきます。

多くのお子様にとって歯医者は怖いところ、というイメージがあるでしょう。それを払拭し、受診のハードルを下げるために、小児歯科では院内環境やコミュニケーションに工夫を凝らしています。たとえば、明るい雰囲気の待合室や治療室、お子様にも分かりやすい言葉での説明などが心がけられています。おもちゃや絵本などを用意している歯科医院も少なくありません。

小児歯科は、お子様の将来の口腔内環境を考慮し、健やかな歯の成長をサポートするために重要な役割を担っています。定期的な歯科検診を受け、問題がある場合は、なるべく早く治療を受けるようにしましょう。

千葉県富津市について

千葉県の南部、房総半島の東側に位置しています。東は東京湾に面し、北と西側は君津市、南は鋸南町や鴨川市と接しています。

とにかく自然が豊富で山と海の両方に恵まれた土地です。鋸南町との境にある鋸山は、標高329ｍと低山で、初心者でも登りやすいとされていますが、じっくり半日かけて登るコースもあるなど、ルートがいくつかあります。またロープウェーで気軽に楽しむこともできるので、観光客も多く訪れます。さらに羊の群れや観光農園、花畑などがみられるマザー牧場も同市にあり、県内外から多くの人々が思い思いに楽しんでいます。海の方の見どころは富津岬です。東京湾に向かって南西に5kmほど伸びている岬です。この一帯は、千葉県立富津公園にもなっており、展望台からの景色を見に来た人々で賑わいをみせています。

同市の交通事情ですが、JR内房線が通り、市役所に近い大貫駅が市の中心駅となります。JR大貫駅から千葉駅までは1時間程度の距離で到着します。高速道路としては、館山自動車道や富津館山道路も走っています。また東京アクアラインを経由して、県外から多くの観光客が同市の観光地に足を運ぶ姿もよくみられます。