埼玉県秩父郡皆野町の胃カメラ（胃内視鏡）対応

胃カメラについて

胃カメラとは、先端に小さなカメラが付いている細長い機器を鼻や口から挿入し、食道や胃、十二指腸の内腔の状態を観察する検査方法です。専用のカメラを使って胃の内部などをリアルタイムに映し出すことができるので、詳細な診断に役立てられます。

胃カメラで疑わしい組織が見つかったときは、組織の一部を採取して、顕微鏡で詳細を調べるといったことも可能です。この検査を定期的に受けておくことにより、胃がんなどを早期に発見できる確率が飛躍的に高まります。

胃カメラには、口から挿入する経口内視鏡と、鼻から挿入する経鼻内視鏡があります。このうち経口内視鏡は、外径が8～9㎜であり、経鼻よりも太めです。そのため、より高度な機能を持たせることができ、様々な治療や処置を行えます。経口内視鏡を挿入する際には喉に麻酔をかけます。患者様から要望があるときや、検査の必要性から鎮静薬を使用することもあります。口腔から挿入するため、嘔吐反射が起こりやすくなります。また、検査中は原則として会話ができません。

これに対し、経鼻内視鏡は、左右どちらかの鼻の穴から挿入していくのでチューブの径は約5～6㎜の細さとなっています。経口内視鏡のように検査時にチューブが舌の根に触れることがないので、嘔吐反射がみられることもほぼありません。そのため、苦痛を軽減するための鎮静剤を使用しなくても大丈夫です。検査中でも医師と会話することができますので、何らかの異常を感じたり、質問などがあれば、その場で医師に伝えることも可能です。

埼玉県秩父郡皆野町について

埼玉県秩父郡皆野町は、自然豊かな秩父地方に位置し、風光明媚な山々や渓谷、美しい川などが広がっています。秩父市や長瀞町に隣接し、中央部を荒川が流れ、長瀞渓谷をはじめとした観光名所が数多くあります。交通の便としては、秩父鉄道の皆野駅が中心的な役割を果たし、熊谷駅や羽生駅から乗り換えなしでアクセス可能です。また、皆野・長瀞ICや皆野大塚ICがあり、関越自動車道や圏央道から各地へのアクセスも良好です。

果物や野菜などの農産物が豊富で、秋には柿やブドウの観光農園も開かれ、季節ごとに旬の果物狩りが楽しめます。また観光業も盛んで、皆野町には温泉地もあり、地元の人々や観光客に親しまれています。豊かな自然を楽しむハイキングコースも各種設定されています。さらに、皆野町では秩父一帯で作られている伝統工芸「秩父銘仙」の織物も盛んです。毎年8月には「秩父音頭まつり」が開催され、流し踊りコンクールが開かれるなど、地域に根付く秩父音頭など、地元の伝統文化に触れられる機会となっています。