埼玉県比企郡嵐山町の循環器科
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トッパングループ健康保険組合 嵐山診療所
診療科目
内科 循環器科
専門医資格・専門外来
住所
埼玉県比企郡嵐山町花見台6-2
最寄り駅
住所・最寄り駅
埼玉県比企郡嵐山町花見台6-2
診療時間
午前 午後 その他 休診日
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循環器科について
循環器科は、心臓や血管など、循環器と総称される臓器の病気を専門とする診療科です。心臓は血液を全身に送り出すポンプの役割を、血管はその通り道としての役割を担っており、これらに支障をきたすと身体全体に障害が現れてしまいます。胸の痛みや動悸、息切れ、疲れやすさ、めまい、失神などの症状が現れた場合は、循環器の異常が疑われますので、ためらわずに循環器科を受診しましょう。
循環器の主な疾患としては、不整脈、冠動脈疾患、心不全、などがあります。不整脈は心臓の拍動のリズムが乱れることで、動悸や失神を引き起こすことがあり、突然死を引き起こすこともあるので注意か必要です。冠動脈疾患は、心臓の冠動脈が狭窄または閉塞することで、心筋に十分な血液が供給されず、狭心症や心筋梗塞を発症します。また心不全は、心臓弁膜症や心筋症などによって心臓が血液を十分に送り出せない状態になり、動悸や息切れ、むくみ、倦怠感などが現れるものです。
循環器科は、こうした疾患の診療を行うほか、冠動脈疾患などにつながる動脈硬化を引き起こす生活習慣病の診療を行っています。生活習慣病としては、高血圧、糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症などがあります。これらは初期にはあまり自覚症状はありませんが、放置していると循環器に大きな悪影響を及ぼしますので、健康診断などで指摘されたら、早めに循環器科に相談するようにしましょう。
循環器科では、まず問診を行い、患者様の症状や生活習慣を詳しく聞き取ります。その後、心電図、心エコー(心臓超音波検査)、運動負荷試験、血液検査、さらにはCTやMRIなどの画像検査を通じて、心臓や血管の状態を評価します。
治療方法は、疾患の種類や重症度によって異なりますが、薬物治療やカテーテルによる治療、手術療法などがあります。薬物療法でよく使われる薬としては、利尿薬、血管拡張薬、β遮断薬、抗血小板薬・抗凝固薬、肺血管拡張薬、抗不整脈薬などがあります。
またカテーテル治療は、血管を通してカテーテルと呼ばれる細い管を挿入し、狭くなった血管を広げたり、ステントと呼ばれる金属製の筒を留置して血管を広げたりする治療法です。手術療法としては、心臓バイパス手術、ペースメーカーの埋め込みなどがあります。
埼玉県比企郡嵐山町について
埼玉県比企郡嵐山町は埼玉県の中部に位置し、東武東上線の「武蔵嵐山駅」から都心部まで約1時間の位置にある、自然豊かで歴史的な風景が広がる町です。「武蔵の小京都」とも呼ばれ、多数の観光客も訪れています。町名の由来ともなった嵐山渓谷は、京都の嵐山に風景が似ていることから名づけられた景勝地で、関東でも屈指の渓谷風景を誇っています。
嵐山渓谷では、四季折々の自然が楽しめ、春には桜、秋には紅葉の名所として多くの人々の目を楽しませます。渓谷沿いには遊歩道が整備され、ハイキングやバーベキューを楽しむ人々で賑わいます。またオオムラサキの森・蝶の里公園・ホタルの里など、都会では貴重な生き物と出会う場もつくられています。鎌倉幕府の有力な御家人であった畠山重忠の居城で、国の史跡に指定された菅谷館跡に所在する「嵐山史跡の博物館」では、町の歴史や文化について学ぶことができ、地域の歴史的な魅力も体感できます。