埼玉県日高市高麗川駅周辺のリウマチ科

1件中、1~1件を表示

奥田整形外科

診療科目

外科 整形外科 リウマチ科 リハビリテーション科

専門医資格・専門外来

整形外科専門医 リウマチ専門医

住所

埼玉県日高市大字南平沢370

最寄り駅

JR川越線 高麗川

住所・最寄り駅

埼玉県日高市大字南平沢370 JR川越線 高麗川

診療時間

午前 月火水金土 9:00~12:00 午後 月火水金 14:30~18:30 土 14:30~16:30 その他 休診日 木・日・祝

1件中、1~1件を表示

リウマチ科について

リウマチ科は、関節、筋肉、骨などに関連する自己免疫疾患や炎症性疾患、膠原病を専門に扱う診療科です。その中でもとくに多い関節リウマチ(RA)を中心とした慢性疾患を扱い、関節の痛み、腫れ、こわばりなどの症状に対する診断と治療を行います。関節リウマチは、医療機関によっては内科や整形外科でも診療を行っていますが、リウマチ科として専門に診療を行っている医療機関もあります。

リウマチ性疾患の症状は多様で、全身に影響を及ぼすことがあり、内臓や皮膚、血管など他の臓器にも障害が見られることが少なくありません。そのため、リウマチ科では総合的な診療が求められます。リウマチ科が診療する主な疾患には、関節リウマチのほか、全身性エリテマトーデス(SLE)、強直性脊椎炎、シェーグレン症候群、ベーチェット病、血管炎などがあります。

こうした疾患は、自己免疫系が過剰に反応し、自分自身の組織を攻撃することで発症するものです。これにより、慢性的な炎症が起こり、関節や臓器が損傷を受けます。症状としては、関節の腫れや痛み、全身のだるさ、発熱、皮膚の異常など、様々なものがあります。放置すると関節の変形や臓器の機能障害につながるため、早期の診断と治療が大切です。

治療法としては、薬物療法が中心です。炎症を抑える非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)、免疫系を抑制する免疫抑制剤、ステロイドなどが使用されます。とくに、関節リウマチに対しては、疾患修飾性抗リウマチ薬(DMARDs)と呼ばれる薬剤が治療の要となります。これには関節リウマチの第一選択薬となるメトトレキサートなどが含まれ、病気の進行を遅らせる効果があります。

また、近年では、生物学的製剤やJAK阻害薬と呼ばれる新しい薬剤も登場しており、これらは免疫システムの特定の部分を標的とすることで、従来の治療法に比べて高い効果が期待されています。さらに現在では、個々の症例に適したオーダーメイド治療が注目されています。遺伝子解析やバイオマーカーの進展により、一人一人の疾患の進行具合や治療反応性をより正確に予測できるようになり、個別化された治療が可能になりつつあります。

このほか、リウマチ性疾患は慢性で難治性のものが多いことから、リウマチ科ではQOL(生活の質)を改善するため、専門的な治療に加え、運動療法や装具療法などのリハビリテーション、心理的サポートなどを行っている場合もあります。

埼玉県日高市について

埼玉県日高市は、豊かな自然と歴史が息づく町で、自然散策や歴史探訪が楽しめるスポットが多くあります。内を流れる高麗川は、清流の美しさで知られ、川沿いには多くの自然が広がっています。この高麗川の近くにある「巾着田(きんちゃくだ)」は、秋になると曼珠沙華(まんじゅしゃげ)の群生地として全国的に有名で、数百万本の真っ赤な花が一面に広がる様子は圧巻です。毎年「巾着田曼珠沙華まつり」が開催され、多くの観光客が訪れ、特産品や郷土料理も楽しめます。

また、日高市は「遠足の聖地」を標榜しており、ハイキングや自然観察を楽しむスポットが豊富です。「日和田山」は標高305メートルと初心者にも登りやすく、頂上からは関東平野や秩父連山の景色が一望できるため、子ども連れの家族や学校の遠足にも利用されています。さらに、日高市には1300年以上の歴史を持つ「高麗神社」があり、高句麗からの渡来人を祀っています。この神社は「出世開運」にご利益があるとされ、政治家や著名人も参拝に訪れるほどで、境内には高麗文化の資料を展示する施設もあります。