埼玉県秩父市のリウマチ科

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あらいクリニック

診療科目

内科 小児科 リウマチ科

専門医資格・専門外来

総合内科専門医 小児科専門医 漢方専門医

住所

埼玉県秩父市本町1-18

最寄り駅

秩父鉄道秩父本線 秩父駅

診療時間

午前
月火木金土 9:00~12:00(受付時間)
午後
月火木金 15:00~18:00 土 15:00~16:30 (受付時間)
休診日
水・日・祝

特色・検査設備・日帰り手術等

無料駐車場 健康診断 マイナンバーカード保険証

岡部医院

診療科目

整形外科 リウマチ科 リハビリテーション科

住所

埼玉県秩父市本町2-6

最寄り駅

秩父鉄道秩父本線 御花畑駅

特色・検査設備・日帰り手術等

無料駐車場 マイナンバーカード保険証

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リウマチ科について

リウマチ科は、関節、筋肉、骨などに関連する自己免疫疾患や炎症性疾患、膠原病を専門に扱う診療科です。その中でもとくに多い関節リウマチ(RA)を中心とした慢性疾患を扱い、関節の痛み、腫れ、こわばりなどの症状に対する診断と治療を行います。関節リウマチは、医療機関によっては内科や整形外科でも診療を行っていますが、リウマチ科として専門に診療を行っている医療機関もあります。

リウマチ性疾患の症状は多様で、全身に影響を及ぼすことがあり、内臓や皮膚、血管など他の臓器にも障害が見られることが少なくありません。そのため、リウマチ科では総合的な診療が求められます。リウマチ科が診療する主な疾患には、関節リウマチのほか、全身性エリテマトーデス(SLE)、強直性脊椎炎、シェーグレン症候群、ベーチェット病、血管炎などがあります。

こうした疾患は、自己免疫系が過剰に反応し、自分自身の組織を攻撃することで発症するものです。これにより、慢性的な炎症が起こり、関節や臓器が損傷を受けます。症状としては、関節の腫れや痛み、全身のだるさ、発熱、皮膚の異常など、様々なものがあります。放置すると関節の変形や臓器の機能障害につながるため、早期の診断と治療が大切です。

治療法としては、薬物療法が中心です。炎症を抑える非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)、免疫系を抑制する免疫抑制剤、ステロイドなどが使用されます。とくに、関節リウマチに対しては、疾患修飾性抗リウマチ薬(DMARDs)と呼ばれる薬剤が治療の要となります。これには関節リウマチの第一選択薬となるメトトレキサートなどが含まれ、病気の進行を遅らせる効果があります。

また、近年では、生物学的製剤やJAK阻害薬と呼ばれる新しい薬剤も登場しており、これらは免疫システムの特定の部分を標的とすることで、従来の治療法に比べて高い効果が期待されています。さらに現在では、個々の症例に適したオーダーメイド治療が注目されています。遺伝子解析やバイオマーカーの進展により、一人一人の疾患の進行具合や治療反応性をより正確に予測できるようになり、個別化された治療が可能になりつつあります。

このほか、リウマチ性疾患は慢性で難治性のものが多いことから、リウマチ科ではQOL(生活の質)を改善するため、専門的な治療に加え、運動療法や装具療法などのリハビリテーション、心理的サポートなどを行っている場合もあります。

埼玉県秩父市について

埼玉県の南西部に位置し、南は東京都の奥多摩町と山梨県、西は長野県、北は群馬県と接しています。秩父山地に囲まれた土地でもあり、美しい自然や四季を満喫できます。例えば、春であれば桜、秋は紅葉を楽しもうと長瀞渓谷をはじめ、多くの観光客で賑わっています。

また同市は歴史のある街で、多くの神社や仏閣が建立されています。なかでも秩父神社は、日本最古の神社のひとつとされ、第10代天皇の崇神天皇の時代に創建されたといわれています。学業成就、商売繁盛、家内安全など様々なご利益があるといわれ、多くの参拝客を集めています。また温泉も有名で、秩父温泉や三峰温泉等の人気は高いです。このほか、地元グルメの名物、わらじかつ丼や味噌ポテトを買い求める客の姿もよく見受けられます。

これだけ自然に恵まれた土地でありながら、交通アクセスも便利です。西武鉄道の特急ちちぶ号に乗車すれば、東京都心より90分程度で到着します。そのため、日帰りの観光客もよくみられ、週末にもなれば多くの人々が思い思いにこの地を満喫しています。